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2016年5月

2016年5月26日 (木)

2016.5.7

先週、栃木と福島の県境にある山の中に釣りに行ってきました。
しかし道が崩れて奥へ行けませんでした・・・。
そんな山道で、道に迷った他県ナンバーのおじいさんと出会い、1時間かけて標識がある道まで
車で誘導しました。
平日の山の中で人と出会うのは結構びっくりします。

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2016.4.30

先日28日に放送したテレビ番組『クレイジー・ジャーニー』では衝撃のメキシコ麻薬戦争を特集。
僕としたことが見逃してしまった!痛恨です。
これからテレビの自動録画のキーワードは「麻薬」と設定しておかねばなりませんね。

メキシコ麻薬戦争を描いたドン・ウィンズロウの話題作『ザ・カルテル』は角川文庫から上下巻で発売です。

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2016.4.23

先週、メルマガの配信をお休みしてしまいました。
理由は忘れてたからです。

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2016.4.8

WEB本の雑誌の連載も最終回となりました。
今回は講談社学術文庫『イヌ どのようにして人間の友になったか』を紹介しました。

WEB本の雑誌/横丁カフェ
http://www.webdoku.jp/cafe/suzuki/20160407102538.html

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2016.4.1

本日はエイプリルフールでございます。
その昔、イギリスのテレビ番組で、人類を火星に移住させる計画がすでに進んでいるというドキュメンタリーが放送されました。
有名な「第三の選択」という番組です。
実はこの番組、「サイエンスレポート」というシリーズ番組の最終回が4月1日のエイプリルフールにあたるため、
シャレを効かせてフェイクドキュメンタリーとして制作されたものだったのです。
しかし4月1日に放送できず、6月になってようやく放送。そのために、この嘘のドキュメンタリーを信じてしまった視聴者からの問い合わせが殺到。
実はいまだにこの番組が真実であると信じている人が多数いるという罪深い番組でございます。

陰謀論は、混乱した状態、状況の中で無関係の情報を強引に結びつけることにより、筋が通るように思え、不安を納得に変えて安心できてしまいます。
また、「一般人は知らないが、陰謀を知っている」ということにより優越感に浸れるということもあるようです。

嘘が通用しない相手もいるので、嘘ネタもお気を付け下さいね。

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2016.3.25

『ドラゴンクエスト』『ファミスタ』『悪魔城ドラキュラ』『メトロイド』
これらファミコンのゲームが発売したのは1986年。今年で30周年です。
いまだに新作が出る人気シリーズの初代が皆この年に出たという凄い年でした。
『ドラゴンクエスト』は小学校6年生のときに、小山駅西口にあった「いせや」の
おもちゃ屋さんで買いました。予約もしてなくてただ発売日に行ったら買えました。
 そのドラクエを友だちのK君に貸す代わりに「出たばっかり」だよと借りたのが
『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』
これも1986年発売の有名なクソゲー(※クソなゲーム・つまらないゲームという意味)ですね。
意味不明のゲームでしたねぇ。

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2016.3.18

『バットマンvsスーパーマン』が25日、遂に公開されます。
さて、アイアンマンや、スパイダーマン、キャプテンアメリカとアメコミ映画は多いとお思いでしょうが、
それらはマーベルというコミック会社のキャラクターであります。で、バットマンとスーパーマンはDCコミックという会社のキャラクターなのです。
ここ数年、日本でのマーベルの認知度は高まり、多くのキャラクターが商品化されていますが、DCコミックはバットマンとスーパーマン以外、ほとんど
知られていない状態です。フラッシュや、アロー、ワンダーウーマン、アクアマンとか知りませんよね?
実は数年前からDCコミックの偉い人たちは日本に視察にきてまして、本気で日本に攻勢をかけるつもりなのです。
で、今回の『バットマンvsスーパーマン』なわけですが、これは、マーベルの『アベンジャーズ』と同じようなもので、
各々のヒーローは同じ世界に存在するという設定なのです。これをクロスオーバーとも言いますが、これをDCコミックスは『ジャスティスリーグ』として
、多くのヒーローが登場し、共に戦い、相対したりするのです。
25日公開の『バットマンvsスーパーマン』は副題が『ジャスティスの誕生』です。
つまり、DCコミックは本作から映画版ジャスティスリーグを本格スタートさせることになるのです。
まずは、前日譚となる『マン・オブ・スティール』をレンタルでチェックしてください。

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2016.3.11

WEB本の雑誌にて
『災害ユートピア』と震災について書きました。
http://www.webdoku.jp/cafe/suzuki/20160303095356.html

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2016.3.5

アカデミー賞の発表で、トリである作品賞の発表は、本命『レヴェナント』だと
思い込んでいた中、それまで『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が6冠という流れもあり、
大穴でサプライズでも『マッドマックス』だろう・・・という面持ちの中、作品賞は・・・
『スポッライト』・・・えええええ?という、なんとも驚きの受賞でございました。

ということで、アカデミー賞各受賞作から原作本を紹介しましょう。

★『レヴェナント:蘇りし者』(4/22日本公開)【受賞】:監督賞・撮影賞・主演男優賞
原作『レヴェナント:蘇りし者』マイケル・パンク/著 漆原敦子/訳 ハヤカワ文庫 発売中
瀕死の重傷を負ったまま荒野に置き去りにされた男は、奇跡的に生き延び裏切った仲間への復讐を誓う。実話を基にした壮絶なドラマ。

★『ルーム』(4/8日本公開)【受賞】:主演女優賞
原作『部屋 上・下』エマ・ドナヒュー/著 土屋京子/訳 講談社文庫
五歳になったジャックはママと「部屋」に住んでいる。いつも必ず、ママが一緒だ。
ジャックにとって、この部屋だけが「世界のほんと」だった―七年前に誘拐され、監禁された少女は、監禁されたまま子を産んだ。
母は必死に子を育てる。人の尊厳と愛のために。極限状況を生き抜こうとする人間の勇気と気高さを描く物語。

★『リリーのすべて』(3/18日本公開)【受賞】:助演女優賞
原作『リリーのすべて』デイヴィッド・エバーショフ/著 斉藤博昭/訳 ハヤカワ文庫
1930年、世界で初めて性別適合手術に成功したとされる画家の実話を基にした物語。リリーに変容していく夫を妻は献身的に支えるが……

★『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(3/4~公開中)【受賞】:脚色賞
原作『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』マイケル・ルイス/著 東江一紀/訳 文春文庫
世界中が、アメリカ発の住宅好況に酔っていた2000年代半ば、そのまやかしを見抜き、世界経済が破綻する方に賭けた男達がいた。
投資銀行、格付機関、米政府の裏をかき、彼らはいかに世紀の空売りと呼ばれる大相場をはったのか。
『マネー・ボール』の著者マイケル・ルイスが世界同時金融危機の実相を描く痛快NF。

★『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』(DVD・ブルーレイ発売中)
【受賞】:録音賞・音響編集賞・編集賞・メイクアップ&ヘアスタイリング賞・美術賞・衣装デザイン賞
原作(ではないですが))『マッドマックス怒りのデス・ロード COMICS & INSPIRED ARTISTS』
ジョージ・ミラー/原作 MARK SEXTON/〔ほか画〕 柳下毅一郎/訳 誠文堂新光社
コミックはマッドマックスシリーズの生みの親であるジョージ・ミラー監督本人と映画本編の脚本家たちが共同執筆。
"イモータン・ジョーはどうやって武装戦闘集団「ウォー・ボーイズ」を結成したのか?
フュリオサはなぜ5人の妻たちを逃がす決意をしたのか?マックスを悩ます謎の少女の正体は? 
――マックスたちの“怒りのデス・ロード”に至る道(ストーリー)が収録。

ディカプリオが遂に主演男優賞を受賞で感動し、『マッドマックス』の快進撃に沸いた今年のアカデミー賞はとても面白かったです。
また、今回黒人のノミネートがゼロということで物議を醸しましたが、黒人である司会のクリス・ロックの皮肉ジョークが冴えわたり、
オープニングで会場に映し出された映画のスケッチでは、
『オデッセイ』で主人公が黒人だったら助けに行かないとか、『レヴェナント』ではクマではなく、黒人の女性に襲われるなど、
これが会場が大ウケでした。毎度のことながら、こういった深刻な問題こそ笑い飛ばすというアメリカの文化はとても素晴らしいなと思います。
特に感動したのが、「60年代にも黒人がノミネートされてなかったのに、黒人たちは抗議をしなかったんだ、なぜか、もっと重要なことに抗議していたから。なぜ今抗議するんだ?」
といったクリス・ロックに場内が喝采しました。
もちろん60年代とは公民権運動のことを指しています。
いつも思うのですが、アカデミー賞は懐が深いというか、振れ幅大きいというか、多様性に満ちていて、とても面白いです。

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2016.2.26

先日『ホワイト・ゴッド』というハンガリー映画を観てきました。
犬の反乱を描いた小説ですが、やはり犬というだけで辛い気分になりますね。
階級社会、人種差別、移民排斥、選民思想・・・ヨーロッパ社会の寓話として描いたこの映画は
ある程度現在の欧州事情を知っておくと面白く見られると思います。
 偶然にも同じハンガリー映画で『サウルの息子』というのも先日観てきましたが、
こちらはナチのアウシュヴィッツ収容所でナチの下で働くユダヤ人部隊ゾンダーコマンダーの話。
強制収容所を疑似体験するような撮影方法で、その衝撃たるや凄まじいものがありました。
アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作ですが、たぶん受賞するでしょう。
アカデミーネタでもうひとつ。
長編ドキュメンタリー部門にノミネートされている、
『ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への戦い』も凄かったです。
2014年のウクライナの首都キエフでEU加盟派の市民デモを親ロシア派の大統領が弾圧するという
「キエフ騒乱」を市民側から撮影したドキュメンタリー映画です。
国家からの暴力による市民排除だけでなく、市民を狙撃するという、国家警察の常軌を逸した弾圧に、
旧ソ連時代の亡霊を観た思いです。
市民の口から「自由の為なら死も厭わない」という言葉が出る事実に、ウクライナの歴史の悲痛さが感じられました。

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2016.2.21

アカデミー賞が今月末ですねぇ。
作品賞本命は『レヴェナント: 蘇えりし者』だと思うのですが、
なんといっても注目は主演男優賞ノミネートのレオナルド・ディカプリオ。

『タイタニック』でブレイクしたディカプリオですが、その後
1993年に『ギルバート・グレイプ』でアカデミー助演男優賞ノミネート。
2002年には『ギャング・オブ・ニューヨーク』で主演男優賞ノミネート。
2004年『アビエイター』で主演男優賞ノミネート
2006年には『ブラッド・ダイヤモンド』で主演男優賞ノミネート。
2014年には『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』で主演男優賞ノミネート。

主演男優賞は今回を入れて過去5回もノミネートされております。
が、しかし、実はまだ一度も賞を取れていないのです!
アカデミー会員になにか嫌われていることをしたのでしょうか(笑)
今回のアカデミー賞は、その悲願の受賞なるかに注目です!

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2016.2.4

映画『オデッセイ』観てきました!
いやぁ面白かったですね~!
「映画が先か、本が先か」という、角川映画みたいな逡巡がいつも繰り返されるのが原作付き映画の宿命ですが、
これはズバリ先に映画ですね。やはり火星の風景、宇宙服、居住施設など、映画のビジュアルの説得力は素晴らしいです。
是非映画を観てから原作『火星の人』を読んでください。
ハッキリ言っちゃいますが、映画も面白いですが、原作はもっと面白いです。

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2016.2.4

先日、清原のニュースで偶然タイムリーなネタになってしまいましたが、
WEB本の雑誌にて『もうひとつのプロ野球 若者を誘引する「プロスポーツ」という装置』(白水社)を
紹介させていただきました。
 プロ野球といってもセパ12球団ではなく、日米の独立リーグでプレイする野球人をほんのちょっと厳しい視線で書かれた
プロスポーツへの夢と現実のルポです。

【書評】『もうひとつのプロ野球』石原豊一 - 横丁カフェ|WEB本の雑誌
http://www.webdoku.jp/cafe/suzuki/20160204110120.html

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2016.1.30

久々に体調を崩しまして
3日ほど食事をとらずに過ごしました。
読書する気力もなくベットで延々とドラマ『孤独のグルメ』をシーズン1から4まで見てしまいました。
そう、食事をほとんど摂らずに、松重豊がご飯を美味しそうにほおばるシーンを見続けていたのです。
焼肉とか、お魚とか、さまざまな料理が登場していくなか、「食べたい!!!!」と思ったのが
なんとお新香でした。普段お新香なんて好んで食べたりしないのに。

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2016.1.22

さきほど芥川賞作家の絲山秋子さんがお店に遊びに来たので
一緒にラーメン食べてきました(笑)
 絲山さんは、東京生まれではありますが高崎在住で、『ばかもの』や最新刊『薄情』など群馬を舞台にした
北関東作品を送り出す、北関東作家であります。ほかにも特定の土地柄に具体的にスポットを当てた作品も多く、
地方在住者にとっては共感と悶絶が入り混じるんが特徴です。
また、フェミニズム的文脈では無い作風が男女分け隔てないファンが多い理由かもしれません。
姉貴、いやアニキと言った感じです。だから今日は二人でラーメンでした。
ま、今日はワカサギ釣りとドライブとキャンプの話しかしませんでしたが。

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2016.1.8

個人的に昨年読んだ本のベスト10を挙げます

1位『紙の動物園』
ケン・リュウ/著 早川書房
※中華系SFは死生感が欧米と違い日本人としてすんなり響きました。

2位『反知性主義 アメリカが生んだ「熱病」の正体』
森本あんり/著 新潮社
※日本で独り歩きしている「反知性主義」という言葉が本来の意味とは違う事を知って目から鱗。

3位『モンサント 世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業』
マリー=モニク・ロバン/著 作品社
※自然の恵みが企業に独占されることの恐怖。読んでいて怖くなるばかりの背筋が凍るルポ。

4位『神の水』
パオロ・バチガルピ/著 ハヤカワ文庫SF
※現代の問題を、未来世界に拡大投影して問題提起するSFの王道手法。安定の面白さ。

5位『ヤング・アダルト・U.S.A. ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」』
長谷川町蔵/著 山崎まどか/著 DU BOOKS
※アメリカの映画、ドラマのティーンズを深く知ることで、アメリカ映画をもっと楽しむことができる一冊。

6位『明日と明日』
トマス・スウェターリッチ/著 早川書房
※在りし日のデジタルな記憶は、震災のあった今ではとても現実感のある世界。

7位『ツンドラ・サバイバル』
服部文祥/著 みすず書房
※服部文祥ほど面白い登山家はいない。サバイバル登山シリーズ最高傑作。

8位『完璧な夏の日』
ラヴィ・ティドハー/著 創元SF文庫
※いわゆるヒーローモノなのに、ハードボイルド。歴史の影に超人ありという設定もツボ。

9位『パラノイア合衆国 陰謀論で読み解く《アメリカ史》』
ジェシー・ウォーカー/著 河出書房新社
※陰謀論、被害妄想、脅迫観念。アメリカという国家の隙間に蔓延るパラノイアの歴史を解説。

10位『コカインゼロゼロゼロ 世界を支配する凶悪な欲望』
ロベルト・サヴィアーノ/著 河出書房新社
※メキシコの麻薬戦争以降、世界に拡大を続ける麻薬問題をルポ。

今年も面白い本に出会えますように。

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2015.12.25

『スターウォーズ フォースの覚醒』を観てきました!
多くは語れません!とにかくオープニングとミレニアム・ファルコンが
登場するだけで鳥肌立ちっぱなしでした。
年内もう一度観に行きます!

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2015.12.18

さて、僕がこのメルマガを書いている時間、そろそろ『スター・ウォーズ フォースの覚醒』が
封切られるころです。
ああ、なぜ僕は店にいるのだろう。なぜパソコンのまでキーボードを叩いているのだろう。
今、羨ましくも劇場にいらっしゃる皆様がフォースと共にあらんことを。

ちなみに今日13:35から放送していたテレ東の午後ロード金曜版はハリソン・フォードの『ブレードランナー』(82)でした。
テレ東さすがです。

あ、先日当店がYahoo!ニュースに取り上げられました(こっちが本題)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151213-00004348-honweb-ent

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2015.12.5

人の縁というのは面白いもので、渋谷駅からスクランブル交差点挟んだ向かいににある大盛堂書店さんの
1月から始まるフェアのPOPイラストを担当させていただきました。
大盛堂さんといえば伝説ともなっている不死身の日本兵、舩坂弘氏が創業した有名な書店さんですが、
まさかそこの書店さんのフェアに関われるとは、本当に縁とは面白いですね。
渋谷に足をお運びの際は是非大盛堂さんにお立ち寄りください。(鈴木)

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2015.11.21

このところの『スターウォーズ』フィーバーが凄い。
凄いので、思い出の旧三部作であるエピソード4、5、6を観直そうと思い、
しかし、現在の旧三部作ではツマラナイので、押し入れからレーザーディスクプレーヤーを引っ張り出し、
日本国内初盤のEP4と、EP5と6を観ることにした。
さて、このバージョン、現在DVDで出回っている特別編とは違うものなのはファンの間では有名。
1997年に、再公開された特別編は新しくCGを使いシーンを差し替えたり、音楽を変更したりしたもので
これに往年のファンは憤慨したものであります。そして、1999年からの新三部作に合わせ、辻褄をあわせるかのように、
旧三部作はまたもやシーンを追加したり、登場キャラクターを差し替えたりしたもので、もはやオリジナルは失われていたのです。
このSW修正主義者の皇帝ジョージ・ルーカスの横暴ともいえる改変については
『ザ・ピープルvsジョージ・ルーカス』というドキュメンタリー映画が詳しいです。
まあ、実際はどのバージョンでも面白いのですが、子どものときから何百回と観た映画なので、音楽のタイミングとか、セリフとかが
変わっていると、あの思い出がいじられたと思いたくなるんですよねぇ。
ちなみにスターウォーズのレーザーディスクは中古で100円で買いました。

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2015.11.7

先々週後記で取り上げました『空へ』を【WEB本の雑誌】にて紹介しました。
http://www.webdoku.jp/cafe/suzuki/20151105101154.html

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2015.10.25

近々公開予定の映画で待ち遠しいのが『エベレスト3D』です。
1996年にエベレストで実際に起こった史上最悪の大量遭難事故を描いた映画です。
90年代から、それまでの国家や山岳会といった組織的な登山から、
一般から参加者を募り、経験が不足していてもガイドが全てまかなってくれる商業公募隊というビジネスが一般化され始めました。
いずれ大きな事故が起こるのではないかと危惧されていた中で起こった事故で、日本人女性も含まれていたことから
日本でも大変大きく扱われました。
この事故の全貌を記したジョン・クラカワー『空へ』(ヤマケイ文庫)は、
当時の高所登山の実情と、著者本人が遭難事故の当事者となった2部構成で、
エベレストがイメージとは随分かけ離れた場所にショックを受けました。
オススメです。

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2015.10.3

ヤクルトの優勝よりも、栃木SCの崖っぷちが心配です。

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2015.9.19

噂の米動画配信サービス『NETFLIX』に加入してみました。
登録後に好みの映画を選らぶと、それらから加入者に合わせたジャンルの映画やドラマをオススメしてくれるようになります。
これをパーソナライズと言います。NETFLIXの売りはこの徹底した視聴データによるレコメンドです。
〈5分しか観なかった〉〈一気に全編観た〉〈ドラマ○話を一日で観た〉などの細かなデータで、
視聴者の嗜好に合わせた作品だけでなく、あえて外れた作品をオススメすることもあるようです。

そんなNETFLIXに表示された僕の「あなたにおすすめのダークな映画」は、

映画『おしん』でした。

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2015.9.4

WEB本の雑誌 横丁カフェにて
食糧現地調達、電化製品、灯火類も持たずに長期間かけ登山する
サバイバル登山家の服部文祥『ツンドラ・サバイバル』の書評を書きました。
http://www.webdoku.jp/cafe/suzuki/20150901095720.html

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2015.8.27

『明日と明日』(ハヤカワ文庫SF)を一気読みしてしまった。
これは凄い。どう凄いかというというと
SFならではの比喩性と、現在の拡張たるSF世界が見事に一つにまとまっていることである。

本書の電脳世界ではマーケティングも進化し、個人の嗜好に合わせただけでなく、
リアルタイムにポップアップ広告が視覚に飛び込んでくる。
コーヒーの会話をすればカフェのポップアップが、痩せたいなと思えばフィットネスジムの、
エロいこと考えればポルノサイトのポップアップがでてくるのである。

また電脳空間にあるアーカイブと呼ばれるピッツバーグの仮想世界は、
現実には自爆テロ(核)で壊滅した都市の在りし日の姿を、住んでいる人ごと再現した空間。

在りし日の街のデジタルデータ(防犯カメラ、買い物履歴、タクシー、移動データ、個人のカメラなど)から、
個人の生活が再現されていて、どの時系列からでも繰り返して体験することができる。
この体験とは肉体的感覚をもって仮想空間に没入できるし、
仮想世界の住人でも簡単な返事や受け答えはできるようになっている。
しかし住人たちはかつてその場にいたが、現実にはすでに死んでいて、その街も存在しない。

そんな仮想世界で主人公は死んだ妻との思い出に浸り、永遠に傷が癒えることのなく繰り返していく。

震災で失われた街の在りし日が
もしグーグルストリートビューで見られることが出来たら。そして映っている人々が当時のまま再現されていたら。
その中に亡くなった親しい人を見たら…

日本人としてはこの設定から震災のことを思い起こさずにはいられないと思う。

電脳世界のマーケティングとSNS、膨大な情報量とその醜悪さ、それらが仮想空間と現実とで混じり合い、
かつてのドラッグノベルのようなトリップ感覚が生まれている。

そして謎の死体、ファムファタール、正体不明の敵と味方、そんなノワールの定石で物語が進んでいくのだから面白くないワケがない。
僕の中で今年のベストSFは『紙の動物園』がトップであったが、『明日と明日』に変えさせていただこう。

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2015.8.14

ここ最近、戦争映画を観まくっております。
昭和19年公開の木下恵介監督『陸軍』は、陸軍省後援、情報局國民映画と銘打ったバリバリの国策映画。
ラスト、息子が出兵した日、田中絹代が崩れ落ち軍人勅諭を呟くシーンに鳥肌です。
戦争に対する世間の空気を読んだ言葉と、反する本音の言葉が描かれた、戦中の国策映画とは思えない内容でした。
同年に戦意高揚映画として作られた藤田進主演の『雷撃隊出動』もまた「生きて戻れぬ出撃」が重くのしかかるという、
まったく戦意が高揚しない暗い映画になっておりました。
さすがに昭和19年ともなると国策映画でも敗戦の空気は払拭できなかったのでしょうか。
海軍省後援で開戦一周年記念で制作された『ハワイ・マレー沖海戦』(1942)の勇ましい雰囲気と比べてみるのも面白いです。

昭和28年に制作された『太平洋の鷲』(1953)では山本五十六役を大河内傳次郎、艦上爆撃機の操縦士を三船敏郎が演じておりまして
その後、三船敏郎は『ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』(1960年)で山口多門海軍中将役、
『連合艦隊司令長官 山本五十六』(1968)では山本五十六役と、役柄が出世していくのも面白いです。
ちなみに『日本海大海戦』(1968)では東郷平八郎を演じております。

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2015.8.8

実写版『進撃の巨人』観てきました。
言われているほど酷くなかったです。
というか邦画として褒めてあげたいところが多くて、むしろ好印象でした。
原作ファンにはオススメしませんけど。

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2015.8.1

『ホラまつ2015』では山と渓谷社『山怪』をチョイスしました。
選んだ理由は、現代の山の怪異譚が実は・・・続きはWEBで!

↓連載中の『WEB本の雑誌』で紹介。
http://www.webdoku.jp/cafe/suzuki/20150730095925.html

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2015.7.10

最近、怪談について調べているのですが、それまで自分の気のせいだと思っていたことが
ことごとく怪異に当てはまってゾッとしてます

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2015.5.8

ケン・リュウの短篇集『紙の動物園』(早川書房)はとてもとても素晴らしいSF小説でした。
表題作から涙なしでは読めない話で一気に気持ちを持って行かれ、不死や進化、科学と民俗学など、
欧米SFとは違う雰囲気を纏った話が多いのも新鮮。
 著者のケン・リュウは中国生まれ。
出自から輪廻や不死などアジア的死生観が散りばめられているのも納得です。
 SFはイマジネーションが創作の重要な糧となりますが、その土台にあるのは著者固有のルーツ。
それが文章から滲み出てくるのを感じられるのがとても刺激的でした。
今、世界でもっとも注目されているSF作家ケン・リュウに注目です。

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2015.4.17

ドラマ『戦う!書店ガール』初回放送をtwitterを観ながら視聴いたしました。
同業者の実況を観ながら。とても面白かったです。

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2015.4.10

全国の書店員による、おすすめ本のフリーペーパー『晴読雨読』通称「はれどく」。
当店でも毎号配布しておりますが、今回別冊として「私の本屋大賞号」が出来上がりました。
投票するにあたって泣く泣く選から外した、またはオススメだけど(ノンフィクションで)大賞の趣旨と違うなど、
今回は一味違った書店員のオススメ本が掲載されております。(※進駸堂も参加しております)
また、巻頭には本屋大賞生みの親である、本の雑誌社の杉江さんと日本出版販売の古幡さんお二人のスペシャル対談を収録。
web版はこちら→ http://haredoku.exblog.jp/21688438/

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2015.4.4

祝!メキシコ料理のファーストフード『タコベル』が渋谷にオープン!
と、いうことで本場メキシコでは政府と麻薬密売組織の抗争で2011年からの5年間で4万人以上が死んでいるというまさしく戦争状態。
そんな地獄を映した話題のドキュメンタリー映画『皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇』が4月11日から公開されます!
アメリカの警察やギャング、マフィアからも絶対に敵に回してはいけない相手No1がメキシコの麻薬密売に関わるナルコと呼ばれる人々。
そのナルコと、ナルコを讃える歌「ナルコ・コリード」の歌手を中心に据えたのがこの映画。
本作鑑賞前の予習には『メキシコ麻薬戦争』(現代企画室)『コカインゼロゼロゼロ』(河出書房新社)をオススメいたします。

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2015.3.27

先日、NHKBSだったか忘れましたが、ホンダのF1挑戦のドキュメンタリーを観ました。
F1という最先端で技術を競うのに平均年齢が30代という若い技術者を投入するあたり、ホンダの凄さを
感じずにいられませんでした。上司のエンジン設計を部下が白紙に戻し、改めて自分で設計したりと
関係者は笑顔で思い出話をしていましたが、当時の人間関係を察するとなんか嫌な汗が出てきました。
因みにF1のエンジンはアイルトン・セナの頃から、栃木県のホンダで開発しております。

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2015.2.20

いよいよ23日はアカデミー賞授賞式です!
今回は主要部門(監督・主演・助演)になんと黒人がノミネートされていない!
オールホワイトとということで物議を醸しております。
昨年は『それでも夜は明ける』で監督賞に史上初の黒人監督スティーヴ・マックィーンが
受賞しておりますので、その落差のショックは推して知るべしです。
とくに今回、作品賞にノミネートされた(キング牧師を描いた)『セルマ』の女性監督エイヴァ・デュヴァーネイは
アフリカ系女性ですが彼女も監督賞にはノミネートされず!
投票権を持つアカデミー会員5,765人の構成比は白人が9割以上、男性が7割、平均年齢が62歳と
かなり保守的な投票をすることで有名ですが、今回の選考はちょっと極端すぎるかも・・・

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2015.2.14

先日、東京蔵前で開催した、「本当におもしろい本」だけを集めた本好きのためのブックフェア「BOOK MARKET」に
遊びに行ってきました。小さなフロアに中小出版社、一人出版社さんが出展してて大盛況。
なんというか、本を作るのが好きな人と本が好きな人が出会うとても幸せな空間でした。

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2015.2.5

最近、積読の本を消化するために読書マシーンになっております。
やっぱりね、「読み終えてから次1冊」にしないとね、ダメですよ。
読み終えても読み終えても新しい本を買って積んでしまう無間地獄。

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2016年5月25日 (水)

2014.12.6

先日映画『寄生獣』を観てきました。
アフタヌーン連載時から読んでいたファンとしては、『宇宙戦艦ヤマト』を実写映画化して
大参事を引き起こした山崎貴監督ということで、なかば地雷を自ら踏みにく覚悟でした。
これがなんとびっくりとても面白かったです。もう、これ以上の奇跡はないというくらい
ちゃんと『寄生獣』でした。オススメです。

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2014.11.23

先日、中学生の職場体験を受け入れしまして、
最終日、記念に人気の某シャープペンをプレゼントしました。
大変喜んでくれまして、興奮しながら中学生は感謝の言葉を言いました。

「お母さんにテストの点数上がらないと買ってあげないって言われたので嬉しいです!」

お母さん、余計なことしてごめんなさい・・・

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2014.11.14

先日『昔々、アナトリアで』というトルコのヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の映画を見た。
これがまた不思議な雰囲気で。トルコという異国感と作品の空気感にやられました。
しかし、この監督の最新作『Kis Uykusu』がカンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞したことで
過去作である『昔々、アナトリアで』もリリースされたというのが現状。
もっとトルコの映画を観てみたいと思った。

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2014.11.7

先日、飯沢耕太郎の『現代写真入門』(JICC出版:絶版)を読んでいたところ、
写真家ロバート・フランクの解説に目が止まった。
写真集『THE AMERICANS(アメリカ人)』が発表された1950年代当時、
スイス人である彼が写し出した不毛なアメリカの風景はアメリカで歓迎されず、
それどころか「彼は意図的に悲惨な光景を探し求め、偏見に満ちてでっちあげた嘘つきである」と罵られたという。
現在、ロバート・フランクのこの写真集は現代写真のバイブルとも言われているので、真逆の評価に驚いた。
僕としては彼の写真は当時のアメリカの本当の姿を切り取ったことが評価されていると思っていたからだ。
しかし本書の解説でその考えが間違いだったことに気付いた。

〝フランクの写した世界はフランク個人のパーソナルな視点である。そして彼の写真が一般性を帯びるとしたら、
それは彼の視点への共鳴である。〟

〝フランクの写真集『アメリカ人(THE AMERICANS)』の出現は、写真というメディアが、自分と世界の関わりを、
あくまでもプライベートな肉声で語り得るところまで成熟したことを示していた。〟

今、我々が写真を撮る目的はプライベートを語るために写すことが多い。自らの視点、感情を共有共感するための素材として。
そして「写真」を個人レベルで使用した最初がロバート・フランクだったのだ。
写真史も改めて読んでみると、メディア論と交わり、それが個人へと昇華している点に気付かされ面白い。

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2014.10.31

エボラ出血熱を38年前に発見したピオット博士が感染拡大を
「人類として対処すべき危機」として発言したことはとても重大であると思う。

これは放置すれば人類存亡の危機に瀕するということだ。
人類存亡の危機とは隕石の衝突や核戦争、大きな気候変動ではなく、致死率の高い未知の感染症のほうが現実的で、
しかもいつ起きてもおかしくない。
1918年の「スペインかぜ」では5000万人が死亡。感染者数は6億人。当時の世界人口は20億人なので人類の30%以上が感染している。
2002年のSARSは2003年10月までに、感染者8098人、死者774人、致死率は9.6%。
記憶に新しい2009年の新型インフルエンザではWHOが警報フェーズ6を発令しパンデミックの状態となった。
エボラは今月27日までに確認された患者数は8ヵ国で13703名。死者4920人、致死率は35.9%。

2011年の映画『コンテンジョン』では極めて致死率の高い新型の伝染病が世界へ広がっていくことを軸に、
それに対応するCDC(アメリカ疾病予防管理センター)とWHO(世界保険機構)、世界的混乱の中の庶民生活と、
パニックの伝播など恐怖描いた群像劇である。
感染源を突き止める為、命の危険があるにも関わらずに現地に派遣される調査員たち、
未知のウィルスに対処しワクチン開発に命を賭ける研究員たち。
パニックになった社会から家族を守るため悩み奮闘する父。そして恐怖を煽る自称ジャーナリスト。

タイトルの「コンテイジョン:Contagion」とは伝染、感染、伝染病という意味のほか、思想や感情などの伝播、蔓延を意味していて、
このグローバリズムの時代、世界が繋がっていることを実感する。それも最悪の形で。

感染症の危機管理の基本とは「わからないなかで決断をしなくてはならない」ことだという。
そこにはやりすぎだというオーバーリアクションへの批判は的外れだと気づく。

いまぜひとも観てほしい映画である。

※参考図書
「パンデミックとたたかう」押谷仁・瀬名秀明
「感染症とたたかうーインフルエンザとSARSー」岡田晴恵・田代眞人
共に岩波新書

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2014.10.25

最近またアメリカのコメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』を観ているのですが
いつも「大人の番組だなぁ」と感心します。
コントのネタが差別、ドラッグなど日本では触れないようにするタブーを
積極的に笑いにしていくには視聴者の寛容あってのものだと思います。
この番組が放送されているニューヨークなどアメリカ東部は特に人種差別には敏感です。
ではその差別、触れないようにするのかというと違います。積極的に笑いにします。
学校コントでは黒人の生徒がなにかにつけ奴隷制のことを引っ張り出し白人生徒を気まずくさせ爆笑。
一方「僕たちは白人。まだ頂点に立ってる」と白人至上主義をCM風にして爆笑させます。
(これはアメリカ国民の人種別構成比が数十年後に白人をヒスパニック系が抜くことのネタ)
笑いの力というのを改めて感じました。

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2014.10.17

アメリカ文学の怪物ともいわれるトマス・ピンチョンの小説『LAヴァイス』が映画化とのこと。
監督は天才ポール・トーマス・アンダーソン(略してPTA)。期待が膨らみます!!!
ピンチョン(77歳)はアメリカ文学界の中でもちょっと異質で
いわゆる覆面作家です。現在、本人とされる写真は学生時代と軍隊時代の二枚しかない。
PTA監督はそんなピンチョンに会ったと映画ニュースで報じられ、それだけでもう驚きなのです。
ピンチョンといえば『重力の虹』という超大作が有名ですが、そのせいかピンチョン=難解というイメージがついてしまいました。
ホントに難解なのですが映画化される『LAヴァイス』は、POPな探偵小説として珍しく読み易い小説でピンチョン入門にはオススメです。
《米文学の怪物 トマス・ピンチョン》フェア開催中

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2014.10.10

先日、映画『ファーナス/訣別の朝』を観てきました。
ペンシルバニアの貧しい田舎町で生きる兄弟と山地で暮らす無法者たちとのドラマですが
いわゆる昨今流行りの貧困層映画と思いきや後半血生臭くなっていきまして驚きました。
これはなかなかに骨太映画でオススメです。

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2014.10.4

先日クリント・イーストウッド監督の『ジャージー・ボーイズ』を観てきました。
名曲「君の瞳に恋してる」「シェリー」でおなじみのグループ『フォー・シーズンズ』のお話です。
60年代のヒット曲が生声(映画では俳優の歌声で収録)に鳥肌でした。
現在公開中の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では70年代のヒット曲が多数使用され、
今年初めに日本公開された『アメリカン・ハッスル』でも70年代ヒット曲が。
最近の映画に流れる懐メロはとても心地が良いですね(僕の生まれる前ですけど)

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2014.9.26

筆記具の海外メーカーの価格改定のお知らせが届くのですが
旧)20,000円→新)30,000円とか凄いですね。上げ幅が。
なかには22万円が30万円とか円安関係ないだろと言いたくもなりますが、
今買っておかないと同じものが来年高くなっているというのは…。
海外メーカーは強気です。

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2014.9.20

先日NHKの番組ディレクターと名乗る人からワタシあてに電話があった。
なにか悪いことしてたかな?と思い出そうとしたけど多すぎてどの悪いことだか思いつかないので
恐る恐る電話に出てみると、お店の過去のブックフェア写真を番組で使わせて欲しいとの依頼でした。
Eテレの『U-29』という番組で、出版社のナナロク社さんの営業さんを密着した番組で、
以前当店で全点フェアをした時の写真がとても良かったとんことでした。ありがたき幸せ。
けど、結局番組内で写真が使われることは無くなりました・・・残念。
下記番組ホームページで、放送後写真が掲載されるとのことでしたので、
機会がありましたら番組と合わせて是非見てください。
9/22(月)19:25~放送 Eテレ『U-29』 
http://www.nhk.or.jp/u29design/

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2014.9.14

先ごろ世界遺産に認定された富岡製糸場へ行ってきました。
富国強兵の基礎となる外貨獲得産業として授業でも習った絹糸ですが、
僕が小学生のころ(30年くらい前)、群馬の山村にホームステイしたときにお世話になったのが
養蚕をしている農家でした。皆「お蚕さま」と呼んでいたのが印象的で今も覚えています。

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2014.8.15

終戦記念日で思い出すのは、
祖父、大叔父、大伯父は帝国海軍出。
お盆に親戚一同集まると、マッカーサーの占領政策について
熱い議論を交わしていましたね。世は平成なのに。

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2014.8.2

スマホを買って一か月で壊れてしまい、修理してもらおうと思ったら 修理請負のお店が県内に一か所しかないんでございますな。 電話したら「かなりのお時間お待ち頂くことになりますがよろしいですか?」 なんて神妙な声色でお姉さんが覚悟してくださいと言うもんだから こちらも「ち、ちょっと考えさせてください」とまるで健康診断のバリウムを断るみたいに たどたどしい物言いで断ってしまったのであります。 なんてことはなく保証書のサポートセンターに電話したら翌日新品送ってきました。 急がば回れ、ですなぁ

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2014.7.26

『GODZILLA』を観てまいりました。
もう、最高。今年№1。
売っている『GODZILLA』特集の本はまだ買わなくていいです。
立ち読みもご遠慮ください。
あらすじなど事前情報無く、空っぽの状態で観てください。
僕はもう、感動しましたよ。「そうくるか!!!」と。
驚きと嬉しさで拍手しそうになりました。もう何も言いません
まずは劇場で観てください。

※『図書新聞』3169号にて連載「書店員、オススメの1冊」の書評が掲載されました。 
「立ち位置」を巡る女の子たちの戦史
『ギャルと不思議ちゃん論――女の子たちの三十年戦争』松谷創一郎(原書房)
評者◆鈴木毅(進駸堂書店中久喜本店)
http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3169&syosekino=7452

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2014.7.19

ブラジルW杯はドイツ優勝で幕を閉じました。予想通りです!
華麗なパス回しによるポゼッションサッカーと攻守の切り替えの早さによるショートカウンター。
スペインのクラブチーム「FCバルセロナ」で圧倒的なポゼッションサッカーを築き上げたグアルディオラ監督は
昨シーズンよりドイツの「バイエルンミュンヘン」の監督に就任。
バルセロナのサッカーにドイツ的なゴールへの推進力がプラスされ、リーグ最短優勝を飾りました。
今大会のドイツの代表中7名が同クラブ所属。スペイン代表がバルセロナをベースにタイトルを獲得したように、
ドイツもバイエルンをベースにタイトルを獲得したといっても過言ではないでしょう。

そこで思い出すのはEURO2000(ヨーロッパ選手権大会)。
ポルトガル、ルーマニア、イングランド、ドイツという死のグループで抜け出たのはなんとポルトガルとルーマニアでした。
イングランドは1勝2敗、ドイツにいたっては1分け2敗の惨敗。

当時、ポルトガルのテクニックと比べると素人の僕が見てもイングランド、ドイツ両国とも見劣りしていて、
ロングボールを多用した大味なサッカーでした。

当時のNumberでは某作家がこの2国の敗退を「悪の帝国は滅びた!」と喝采を送ったほどです。

あれから14年。ドイツはイベリアサッカーのDNAを吸収して頂点に立ちました。変化と寛容がドイツを強くしたのです。
そして心配のはイングランド。変わらないなこの国は・・・。

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2014.7.4

震災直後、出版社の人から「紙の確保が心配」と聞いて、
本で使用されている紙の多くが日本製紙石巻工場で作られていることを知りました。
津波で壊滅状態だった石巻工場の復旧を半年で成し遂げた人々活躍をまとめたノンフィクションが
『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』佐々涼子(早川書房)です。
死と生の境、日常から非日常の境、喪失から再生への道程に涙せずにはいられません。
読書中、最後までページを指でさすって紙の感触を味わってしまいました。

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2014.6.20

普段、無尽蔵にあると思っていた「水」「食品」「電気」そして「安全」が有限だったことを、
改めて意識させられたのが震災でした。
明日発売の『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』には注目です。
震災直後、出版社の人は皆口々に「紙の確保が大変だった」と言っていたことが印象に残っています。
本がどんなふうに作られているか、涙なしには読めない「本好き」必読の書です。

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2014.6.13

“ワールドカップ慣れ”がいつかくるとは思っていたが、とうとうその時がきた。
98年フランスワールドカップでは、開催当初フランス国内はまったく盛り上がっていなかったという。
今、僕はそんなシャンゼリゼ通りのオープンカフェでスカしたパリジャンな感じだ。
まったく気持ちが盛り上がらない。開幕戦も初めてスルーした。過去大会は全試合見たというに。
ああ、僕はフランス人のような成熟した思考に成長したのかもしれない。セシボン。

 そんな98年は、自国フランスが決勝トーナメント進出しパラグアイ戦で勝利したとき、フランス国中がサッカー一色に染まった。
今回、日本代表がグループリーグ突破を決め、トーナメント初戦を勝利したとき、僕も一気に盛り上がるだろうか。
オリンピックの柔道を観戦するとき、決勝までの試合は結構冷静に見てたりするのと同じように、
これはある意味、日本代表が強くなった証かもしれない。

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2014.6.6

みなさんコンバンワ。
「ひ」と入力しただけで「秘宝館」と予測変換されるくらい秘宝館を文字おこししたスズキです。
おかげさまでツイッターでは日本で残り3館となった内の1館「日光鬼怒川秘宝殿」様より
リツイート(記事を広めてもらった)され、感謝感激でございました。しかし!
そんな喜びもつかの間、「鬼怒川秘宝殿」さまがなんと今年中に閉館されるというニュースが!
消費されつくされ、飽きられ、文化遺産だと気付いたころにには失われゆく間際・・・是非一度ご覧あれ!
あ、子どもはダメだぞ!

※『図書新聞』連載中「秘宝館という文化装置」書評web版アップされました
http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3161&syosekino=7275

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2014.5.30

チリ人作家ロベルト・アンプエロの『ネルーダ事件』というミステリーを読んでいます。
70年代のチリ、メキシコ、キューバを舞台にした探偵ものですが、
これがやたらめったら食べ物が登場してきやがりまして、もう南米料理が食べたくてたまらない。
トルティーヤ、タコス、チョリソー、ソパイピージャ、エンパナーダ・・・。
よだれ拭きながら読むくらいです。

また、南米作家はセリフ回しが面白く、この本も例外ではありません。
女ったらしの詩人ネルーダ曰く
「女ってやつはコロンブスみたいなものでね。自分が到着したところから歴史を始めたがる」
なんかよくわからないけど使ってみたいなぁ。
この小説は面白いですね。
あ、けど南米料理はタコスくらいしか知らないや。
そういえば、女性についてもよく知らないや

※ハヤカワポケットミステリー『ネルーダ事件』
ロベルト・アンプエロ/著
早川書房 1,700

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2014.5.23

中学生の体験学習で、いつも最後にインタビューを受けるのだけど、これがこそばゆい。
「なぜ本屋で働いてるのですか?」という質問が特に。

30年ほど前になるが、小山市の駅前に10坪ほどの小さな本屋があった。
当時その近くに住んでいた小学生の僕は、毎日学校から帰るとその本屋行ってコミックを立ち読みしていた。
本当に小さな本屋だった。レジには店長一人でレジ内は半畳ほどのスペース。
毎日コミックを読みに来ているので店長に顔と名前を憶えられ、いつしか狭いレジの中でコミックを読むようになっていた。
お昼近くになるとお金を渡されお昼ご飯を買いに行かされたりもした。
中学生になっても通い続け、ちょっとエッチな叶精作あたりの大人のコミックを買ったりすると
袋の中には「スケベ」と店長が書いたメモが入ってたりした。

小学生にとって、本屋のレジの中で本を読めるというのはとても優越感に浸れたものだ。
これが僕の人生の中で、本を受け取る側から渡す側への境界、レジの中へと越えた瞬間だった。

今はもうあの時の本屋はない。あの店長はどうしているのだろうか。
あの時の叶精作のことは忘れていて欲しいと願うばかりだ。
中学生と本の話をしていると、いつもあの時の本屋のことを思い出す。

※5/31発売の『図書新聞』にて
『秘宝館という文化装置』(妙木忍/著 青弓社)の書評を書かせていただきました。

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2014.5.16

困っております。困りまくっております。
なんとワールドカップの試合の放送時間が深夜1:00や4:00からであります!
生で見ようとすると殺人的なスケジュール。
録画しても、この超高度情報化社会で、ツイッターなんぞ見ようものなら即結果バレ。
結果の知ったサッカーを見るのは中身が分かる福袋と同じで味気ないものでございます。
とりあえず目の下のクマを隠すファンデーションを買おうと思います。

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2014.4.18

本屋大賞が発表になりました。
海外小説ファンとしては翻訳小説部門大賞『HHhH』はオススメです。
少しトリッキーな小説ですが歴史冒険小説としても興奮させられる傑作です。
今回私は翻訳小説部門に三冊投票し、光栄にも内二冊を
“本の雑誌増刊『本屋大賞2014』”にて紹介させていただきました。
投票したのはどちらも私1人でしたけど(笑)

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2014.3.15

今、ヨアン・グリロ『メキシコ麻薬戦争』(現代企画室)という本を読んでおります。
メキシコの麻薬問題を歴史から丹念に積み重ねていくノンフィクションですが、
当然隣国アメリカとの関係は深いものがあります。
けど意外と思ったのは犯罪についてです。
国境を挟んでメキシコのシウダーフアレスでは殺人が年間3000件。
川向こう、ほとんど隣町である米国のエルパソでは殺人は年間5件!
メキシコで麻薬がらみの暴力が急拡大した2004年から2009年の間にアリゾナ州全体での犯罪件数は35%も減少。
映画とか小説とか、メキシコ国境沿いは危険地帯なイメージですが実はそれほどの暴力の街ではない。
なぜか。
ギャングたちの自国内の縄張り争いは苛烈を極めるが、アメリカ国内の縄張りは主張しないのです。
潜入捜査官が言います。
“(アメリカは)誰のものでもなく、(ギャング)みんなの領土なのだ”
つまり争うほど小さいマーケットではないということです。
美味しい市場はみんなで大事にしようってことですね(笑)

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2014.2.21

アメリカで大ヒットし、昨年テレビドラマのアカデミー賞エミー賞作品賞を受賞した
ドラマ「ブレイキング・バッド」というアメリカのテレビドラマにハマっております。
高校の化学教師ウォルターは家族を養うために教師と洗車場のバイトを掛け持ち。
ある日肺がんが発覚。残された家族のために、覚せい剤密造に手を染めて・・・。
というお話なのですが、ウォルターは化学の教師なので純度99%という覚せい剤を製造。
あっという間に中毒者だけでなく、ストリートの元締めからメキシコのカルテルまで目を付けられ、
雪だるま式に事態が悪化。どこまで人生転落していくか目が離せません(笑)
これを時にコメディタッチ、時に麻薬の恐ろしさを鳥肌もので描く、なんとも脚本がすばらしいドラマです!
しかし、なぜかこの傑作がレンタル店にあるのが稀なのです。
もし見る機会がありましたら是非どうぞ。

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2014.2.6

先週、映画「アメリカン・ハッスル」を観てきました。
評判どおりの面白さでした。登場する人物がみんな濃すぎてたまらないです。
とくにジェニファー・ローレンスの存在感は凄いです。
あのハスキーボイスと70年代の化粧で若いころの八代亜紀を思いだしました。
若い頃の八代亜紀知りませんけど。こんなだったんだろうなという意味で。
原作は河出文庫から上下巻発売中です。

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2014.1.16

海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ 第2シーズン』全10話を休日一日で観てしまいました。約10時間。
もう、最高ですこのドラマ。ファンタジー戦記ものとしては、もう完全大人向けです。
といいますか子どもに見せてはいけないです(笑)
原作はジョージ・R・R・マーティンの『氷と炎の歌』(ハヤカワ文庫)
ドラマ第3シーズンを待つか、それとも続きを小説で読むべきか・・・
悶悶としている今日この頃でございます。

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2014.1.10

年明け読書始めは中国の余華『血を売る男』(河出書房新社)でした。
これは面白かった!
1950年代の中国が舞台に主人公許三観(シュイ・サンクァン)と妻と三人の子の歩みを
大躍進政策、文化大革命など中国現代史を挟み込みつつ描いた、文字通り血と涙と笑いの一代記です。
あっけらかんとした大陸的気性なのか、全体的に笑いと涙が一体となって読後感はサッパリで、
どこか松竹喜劇を見ているような雰囲気でしたね。
今年ナンバー1の小説です。これしか読んでないけど。

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2013.12.13

小山駅前のシネロブレさんは映画ファンが一目置く映画館です。
都内単館系の作品を上映してくれたり、リバイバル上映をしたり。
北関東ではここだけでしか見られない作品を上映してます。
現在も『遙かなる勝利へ』は全国で7館でしか上映してなく、
都内以外で関東ではシネマロブレさんだけの上映。
また、名作『八月の鯨 字幕版』をリバイバルなど、目が離せない劇場です。

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2013.11.22

明日から「東京モーターショー2013」が一般公開されます。
初めてモーターショーに行ったのが晴海から幕張に移った1989年の東京モーターショー。
当時は更地に道路と信号しかない、自動車教習所のような幕張に巨大な幕張メッセが。
なにが出展されていたのかうろ覚えですが、トヨタのセラ、いすゞのSUVビークロスあたりに
未来を感じた15歳のワタクシでした。あとは友人が迷子になったことだけが記憶に残ってます。

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2013.11.14

読書スタイルは様々ですね。
通勤など電車やバスの移動時はよく聞きます。トイレ読書もよく聞きますね。
いつも気になるのですが読書中ズボンは下ろしたままなのでしょうか・・・。
また入浴時というのも本がフヤフヤになったりと大変そうですが、リラックス出来そうです。
気になってわたしも友人に普段どんな場所で本を読んでいるか聞いてみたところ
「職場」との衝撃の言葉が。逃避にはもってこいですね。

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2013.11.8

今週は特にこれといってネタがありませんが、先月草津から志賀高原へバイクツーリングへ行ってきました。
志賀草津高原道路は標高2000m越えをバイクで登れる国内最高所の絶景国道ですが、山頂で雪が積もっていました。気温2℃でした。死ぬかと思いました。

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2013.11.1

先日東京神田の古本まつりに行ってきました。
なにか目的の本を探しているわけではないので、次から次へと飛び込んでくる
欲しい本に財布が薄くなってゆきます。
特に古書は一期一会、その時買わないと後々では手に入りませんのでついつい買ってしまいます。
本好きとしては楽しくとも悩み多きイベントです。
 屋外ですので風邪をひかぬよう服装は厚めで、お財布も厚めで楽しんでください。

第54回 東京名物神田古本まつり 11月6日(月曜祝)まで

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2013.10.10

本日の夜8時にはノーベル文学賞の受賞発表がありますね。
本命は村上春樹とされてますが、カナダの女性小説家アリス・マンロー、
アメリカのジョイス・キャロル・オーツも有力とされています。
ノーベル文学賞は候補者が明かされていないのですが、
個人的にはアメリカのコーマック・マッカーシーが受賞して欲しいなと思います。
「ザ・ロード」「ブラッド・メディリアン」「血と暴力の国」などバイオレントな犯罪小説を書き続け、
齢80歳にしてなお映画「悪の法則」の脚本まで手がけるC・マッカーシー。
ノーベル文学賞はニュースにはなりますが、実際読むには高尚で難解なものが多く敷居が高い。
しかしC・マッカーシーはエンターテインメントの要素もあるので、
受賞をきっかけに読む人が増えて欲しいというのもあります。

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2013.10.4

トム・クランシーもお亡くなりになったのですね。
「レッド・オクトーバーを追え!」や「レインボーシックス」などミリタリーサスペンス小説を
日本に広めた作家として有名で、テレビのニュースでも訃報が伝えられました。
日本の作品でトム・クランシーに一番近いと思ったのは麻生幾「宣戦布告」(講談社文庫)ですね。
福井の海岸に北朝鮮の工作員が上陸したという第一報から日本の内閣が大混乱に陥り、
問題解決には法制上の問題が浮き彫りになるというサスペンスです。
10年以上前の作品ですが、面白くて一気に読んだ思い出があります。

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2013.9.14

「さあさ皆さん東京名物~」と唄ったのは暁テル子ですが、
この歌が劇中で使われたSFアニメ映画「AKIRA」では
2020年東京オリンピック開催に向け急ピッチで準備がすすめられて
いる2019年のネオ東京が舞台です。
 さて現実では2020年東京五輪が決定した訳ですが、
巷では原作漫画とその映画「AKIRA」でこの五輪決定を
予言していたという話題がありました。
しかしこれは予言ではなく、この漫画に2020年東京オリンピックが
必要だったのです。
実はこの「AKIRA」という原作漫画自体が「鉄人28号」への
オマージュで作られております。
物語のキーとなるアキラは28号と呼ばれ、
主人公の「金田」はもちろん鉄人28号の金田正太郎から。
その親友「島鉄雄」は敷島鉄雄から。
そして28号のアキラとそのほかの超能力を持ったナンバーズを
管理する大佐は敷島。そう、これは鉄人28号の敷島博士から。

 実際に「鉄人28号」がテレビアニメとして放映されたのが
1960年~1964年。1964年は東京オリンピックですそうなのです。
また主人公の金田が職業訓練校のシーンで読んでいる漫画雑誌は「ぼくら」。
講談社から1956年~1969年まで刊行された漫画雑誌だったりします。
劇場アニメと漫画も含め「アキラ」は「鉄人28号」登場の
昭和30年代にオマージュを捧げたSF作品なのです。
そうなると2020年東京五輪開催という舞台設定は当然入れ込みますね。
では2020年の設定はなぜなのかというと、
これは「AKIRA」舞台が2019年だから。
2019年というのはSF映画ファンには特別な年、
映画「ブレードランナー」の舞台が2019年なのです。
サイバーパンク映画の金字塔へ捧げているのです。

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2013.8.30

今さらに「水曜どうでしょう」にハマっております。
ワタシの母の出身が北海道なので、番組中「~かい?」と発せられる言葉に親近感が沸くのと、
会うたびに「結婚はしないのかい?」とうるさい叔父を思い出して変な汗がでました。

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2013.8.23

先日「パシフィック・リム」を観てきました。
細かいことを気にしないで、ハートで観ました。
もう、最高の映画。二時間鳥肌立ちっぱなし。傑作です。

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2013.8.16

傑作の漫画に出遭った。
「マチキネマ」サメマチオ (宙出版刊)
十数年前、黒田硫黄やよしもとよしともの漫画に出遭った時の衝撃。
あの時、漫画という表現方法が文学と肩を並べる時が遂に来たと確信した。
この「マチキネマ」を読んで、そんな漫画の可能性を信じていたことを思いだした。

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2013.8.9

天気予報の表現が「経験したことのない大雨」という表現が使われてますね。
いままで経験したことのない表現ですが、
これは「気象台が非常に危機感を抱いている状況を伝えるもの。」らしいです。
つまり警戒を呼びかけている中で、それ以上の警戒をしてくださいというものらしいです。
先月の九州の大雨に続き、今日は秋田、岩手でも同様の警戒がでています。
海、山、川へと遊びに出かける際には充分ご注意ください。

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2013.7.12

一昨年、海外ミステリ小説で主要タイトル三冠の『二流小説家』の著者デイヴィッド・ゴードンが
新刊『ミステリガール』のプロモーションでつい最近まで来日しておりました。
著者の作品はどこか変態チックで、淫靡で、猥雑。
デヴィッド・リンチの映画と相通ずる雰囲気を醸し出していて、個人的に大好物な作風の作家です。
(しかし本人は1人でジブリ美術館に行くほどお茶目で文科系男子らしい)
現在発売中の「週刊文春」でも1ページかけて書評掲載。注目の海外ミステリ作家です。

最近「ミステリマガジン」誌に掲載された短篇がまたツボでした。
タイトルは『男の乳房が揺れる夏』
これからの季節にぴったりの小説でした(笑)

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2013.6.28

私の「ワタシの一行」は小説『フリーダム』(早川書房)で
ミュージシャンのリチャード・カッツがインタビューで現在の音楽に吼えた一行ですね。
「今じゃ1曲の値段がガム1個と同じ。味も同じくらいの時間でなくなるし」
ワタシ個人としては『フリーダム』は今のところ今年No.1の小説です。

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2013.6.21

「ところで夕べの阪神! すごかったわよねー!!真弓、バース、掛布、岡田、佐野……
7ホーマー乱れ打ちで、相手投手を粉砕しちゃったもんねー。」
「それで負けちゃったんだからめずらしいぜ、まったく。」
「負けて悪かったわねー 負けて!」

これは『究極超人あ~る』という漫画で主人公たちが出会う修学旅行のバスガイドのセリフです。
先日の日本vsイタリア戦を見ていて思い出しました。
なんで負けるかなぁ~

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2013.5.31

昨日、ニコニコ生放送で野尻抱介×川上量生×塩澤快浩の鼎談『SFが現実になるとき』
を他の部の部室を覗き見たような、知らない内輪ネタに戸惑いつつ面白可笑しく拝見いたしました。

SF小説『南極点のピアピア動画』の著者野尻氏がコンピューターと人間との関係の今後について
「人間がまだ知らないことをコンピューターが先に発見することになり、
またそれを人間は知らないままになる」といった言葉に、さすがSF作家らしい視点と唸り
ついついメモをとってしまいました。
『沈黙のフライバイ』などでお難そうな作家さんかと思ったら、
「二次元があればいい」と断言するホンモノでした。ホント強烈なキャラクターでしたね・・・。

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2013.5.24

先日22日、英文学賞、国際ブッカー賞をリディア・デイヴィスが受賞しました。
国際ブッカー賞は、非常に評価の高いイギリス文学賞ですが、
英語に翻訳された作品にも贈られる同賞の国際版が二年に一度の国際ブッカー賞です。
日本にも海外文学はブッカー賞だけは読む、という方が多い信頼と権威ある文学賞ですが、
過去の受賞作をチェックしたところ私は受賞作を読んだことがありません。
書店員失格です。
それではまずいと現在読んでいるのが辛うじて2011年に最終選考まで残った
「シスターズ・ブラザーズ」というアメリカのウエスタン小説です。
兄チャーリーと弟イーライの殺し屋コンビに起こる様々な出来事を、弟イーライの
文学的情感溢れる言葉で語られていくという部分ですでに笑えるのですが、
なかなかダークな小説であります。
 リディア・デイヴィスは「話の終わり」という小説がありますが、
年下の男に振られた女性の情念が綴られた小説は、男のワタクシはちょっとパスです(笑)
両作品とも海外文学コーナーにて販売中です。

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2013.5.9

毎月テレビ小山の番組で本を紹介しております。本日もその収録でした。
5年前くらいにスタートしたと記憶してますが、第一回目は1人で本を持って紹介するだけでしたが、
コメント原稿を書いて、憶えて、緊張でガチガチになりながら収録に挑んだのでした。
その後、番組進行の方と二人でトーク的な紹介方法になったときには、
タイムスケジュールの進行表があり「鈴木店長 おしゃべり」の一行が・・・。
そして現在、進行表どころか、打ち合わせもなく、その場のノリで収録しております。
慣れとは怖いものです・・・。

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2013.5.3

先日、日光の北部の山岳渓流へ釣りに行ってきました。
かなり山奥の川を上りながら釣りをしていたのですが、なんと携帯の電波が届いているのです。
周りには電線どころか道路までも遠いのに。
あんな山奥の川から「釣りなう」とツイートできるんです。
しかも自宅より画像のアップが早い(笑)。
やはり日光だけに広範囲にカバーしているのでしょうか。日光恐るべしです。
ただ、ちょっと風情がないなぁとも思ったり。
隔絶された緊張感というのが非日常の体験で面白いのですが。

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2013.4.26

「文芸誌」ってのがあります。文字通り文芸作品が載っている雑誌です。
最近、文芸誌に掲載されている短篇を読むのにハマっております。
集英社の文芸誌「すばる」の3月号から〈海外作家シリーズ〉というのが始まっていますが、
そのシリーズ第一回に私の大好きな小説『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』の
著者ジュノ・ディアスの短篇が掲載されてました。
その中の一篇『お金』が「全文暗記したい!」と思ったほどに
素晴らしい短篇だったのです(まだ暗記は出来てませんが)。
著者の自伝的な短篇ですが、結びの言葉で鳥肌が立ちました。
機会がありましたらジュノ・ディアスの短篇を一読してみてください。
最高の作家です。

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2013.4.4

海外翻訳ものを担当してまして、個人的に好きな
フィリップ・K・ディックやウィリアム・ギブスンを
ずっとオススメとして扱っていたのですが、ここにきて売れ行きが好調でして、
「ようやく僕のオススメが広まってきたのか・・・う~ん感激」と調子の乗っていました。
しかしどうやら「PSYCHO-PASS サイコパス」というアニメがきっかけだったらしく、
サイバーパンクの聖典「ニューロ・マンサー」「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」
管理社会ディストピア小説の傑作「1984」などを本作の主人公が読んでいるらしいのです。
「ビブリア古書堂」でアントニィ・バージェスの「時計じかけのオレンジ」がヒットしたように、
アニメやドラマを見た若い人が、そこからSFの新読者になってくれるというのは、
SF読者の高齢化が叫ばれている中(笑)素直に嬉しいことであります。
 近日「PSYCHO-PASS サイコパス」×「ハヤカワ文庫」コラボ企画
『紙の本を読みなよ』フェアもスタートします。
より多くのお客様に素晴らしきSFの世界を体感していただきたいと思います。

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2013.3.29

ども、このところ、休みの日はどこへも出かけず自宅でDVDで映画を見まくっているスズキです。
先日、「グレイヴ・エンカウンターズ」「デビル・インサイド」「ラスト・エクソシズム」と三本ぶっ続けでホラー映画を見たのですが、あまりのヌルさに、押入れから「悪魔のいけにえ」を引っ張り出し見直してしまいました。
やはり疲れた時には70年代ホラー映画に限りますね。
以上、多忙で頭がどうかしているスズキでした。

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2013.3.1

アカデミー賞が発表になりましたね。今回は作品賞の「アルゴ」が個人的に嬉しかったりします。本作の監督ベン・アフレックは「グッド・ウィル・ハンティング」の脚本(マット・デイモンと共同執筆)で25歳の若さでアカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞。その後ハリウッドでイケイケだったのですが、出演作の不振とプライベートの問題などで、ベン・アフレックという名は半笑いで語れるまでに(「チームアメリカ/ワールドポリス」でもネタに)堕ちていきました。私もそう思っていました(笑)しかし最近「ゴーン・ベイビー・ゴーン」や「ザ・タウン」そして「アルゴ」を見て、ベン・アフレック監督作品にハズレなしと思っていました。そして今回のこの作品賞受賞。
「人生打ちのめされることもあるけど、また立ち直ることができる」
本人の浮き沈みをリアルタイムで見ていただけに、作品賞受賞のベン・アフレックのスピーチは泣けました。
あと、監督賞に輝いたアン・リー監督の「ライフ・オブ・パイ」はハートフルな作品だと思うと痛い目見ます。裏にダークなテーマが隠されていて、息を飲むほど深いラストは壮絶です。これは傑作です!。

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2013.2.23

2/3に「NHKスペシャル」で放送していた「沢木耕太郎 推理ドキュメント 運命の一枚~"戦場"写真 最大の謎に挑む~」はシビレましたね。キャパが戦場へと駆り立てるものとはなんだったのか、ということが判った時は鳥肌立ちました。その後まさか「キャパの十字架」として書籍が発売するなんて・・・。現在、横浜美術館で「キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」という展覧会(3/24まで)も開催してますのでこちらもオススメです。

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2013.1.17

今回の芥川・直木賞はニコニコ動画で受賞発表まで生放送していましが、ツイッターなどでチェックしていたところ、都内では店内でニコニコ動画の生中継を流したり、街頭で中継を流して行き交う人々が足を止めて受賞までを楽しんだりと非常にライヴ感があって良いものだなと思いました。
年二回、芥川賞・直木賞の日は(あ、あと本屋大賞も)書店で受賞発表を楽しむようなことがあると面白いかも・・・・。がんばってみます。

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2013.1.11

年末からWOWOWで放送していた『ウルトラセブン』ハイビジョンリマスターを見続けております。ウルトラシリーズの中でもドラマの質が高いと伝説のセブンですが、善の人類×悪の宇宙人という単純な善悪の対立構造だけが描かれてません。宇宙人との共存の難しさを描く話や、立場により対立する二者どちらも善であることや、地球を守るために敵意のない宇宙人を犠牲にしなければならないという難しい決断を迫られる話、人間の攻撃衝動を利用した侵略など、レベルの高さに大人が見ても深いドラマに唸ります。私が子どものころは怪獣よりも妖怪にゾッコンで妖怪ポストは本当にあると信じて畑をうろついていた子どもでしたが、そんな子どもでもウルトラセブンを理解できるまではなんとか成長できました。
昔の特撮なのでスキはたくさんありますが見て損はありません。オススメです。

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2013.1.4

明けましておめでとうございます。
さて、昨年見た映画を集計したところ87本でした。それを自分なりに順位付けしていたところ、なんということでしょう年が明けてしまいました。
ちなみに第一位は韓国映画の「哀しき獣」でした。韓国ノワールとして傑作ですので機会がありましたご覧ください。
ということで今年もよろしくお願いいたします。

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2012.12.14

『電波・電影・電視 現代東アジアの連鎖するメディア』(青弓社)は、ラジオからテレビの時代へと変わる戦後の東アジアを当時の新しいメディア“テレビ”を中心に、東アジア各国でどのようにテレビメディアが扱われ、社会で受容されてきたかをまとめた本で楽しく読ませていただきました。個人的に香港映画ファンとしては70年代の香港のテレビ事情が熱い。1967年「麗的映声(テレビ)」1局独占だった香港に「無線テレビ」「佳視テレビ」という二局が相次いで開局し、「麗的テレビ」の独占が崩れ香港にテレビ局三局が鼎立。熾烈な視聴率競争を繰り広げるという、本当に中国は天下三分の計がDNAに刷り込まれているのだなぁと関心しましたが、その熱い戦いの中で「Mr・Boo!」シリーズのマイケル・ホイがテレビと映画の境をなくし、テレビから映画へ、映画からテレビへと人材の動きが活発になったからこそ、70年代からの香港エンターテイメントの隆盛につながるという歴史は、香港映画ファンとして、ぽかりと空いていた知識が埋まったことがとても快感でした。
 戦後から60、70年代にかけて、社会が成熟し多元性が形成され、多様なメッセージや娯楽、文化が必要とされた中で、テレビがその全を一手に引き受けていたというテレビ自体の凄さ。それだけに国家体制が頻繁に替わるなど混乱した冷戦時代の東アジア各地域では国民統合に利用されやすいメディアであったということも考えさせられ、興味の尽きない内容でした。類似書が無いことでも本書の存在はとても貴重だと思います。

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2012.12.7

さて、もう12月です。一年あっという間です。忘年会シーズンであります。FacebookやツイッターなどSNSを利用することで一昔前では考えられないくらい簡単に日程が合わせられ、簡単に人が集まるようになりました。毎日のように忘年会で飲んでいる方もいらっしゃると思います。このSNSが自分の若いころにあったら人生変わっていたと思いませんか?友人がもっと増えていたんじゃないか、勇気が無くて告白できなかった好きだったあの人へはもっと近づけたんじゃないか、今のダンナとは絶対に結婚しなかったんじゃないか。などなど、遠方の人間と連絡を取る手段が手紙か電話しかなかった当時と比べると場所を選ばずリアルタイムで連絡が取れ、多くの人と同時に繋がり続けられる現在というのは、本当に時代は進んでいると実感いたします。で、ついつい楽しい忘年会の写真をSNSでアップしたら、同日に誘われて断った忘年会の幹事が見てた・・・。という、微妙な問題が発生しがちです。皆様、便利な道具も使う人次第。くれぐれもリアルなお付き合いを拗らせないように。

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2012.11.23

先日イベント「朗読教室」を当店2階で行い、企画者として午前、午後両方に出席させていただきました。
学生時代、話を聞かないとよく怒られた私が、「朗読の教科書」著者であり今回の講師を引き受けていただいた渡辺先生のお話は自然と頭に入っきました。これは「言葉」を声に出すということは、その言葉の意味や文脈を発する本人が理解し、伝えたい通りの感情、音の高低大小などを使い分けて言葉を発するとよく伝わるということでした。言葉の意味に「音」を加えることで伝えたいことが伝わる。強く伝えたい言葉はより印象に残るように(大きくではなく、低くでもない)発声するなど舞台に近いようです。そんなテクニックを学び、「朗読」だけでなく「会話」のテクニックとしても大変勉強になった教室でした。
先生の朗読はyoutubeでもアップしてますので「渡辺知明」で検索してみてください。

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 2012.11.9

安部公房の「R62号の発明・鉛の卵」という文庫があります。
「会社を首にされ、生きたまま自分の死体を売ってロボットにされてしまった機械技師が、人間を酷使する機械を発明して人間に復讐する・・・」
 そう、SFです。昭和28年発表のSFです。同録の「鉛の卵」も80万年後の地球という時間SFですが、主人公が「労働は好きか嫌いか?」と質問をされるなど、当時の社会の雰囲気と多分に安部公房の思想を組み込んだSF小説だったのでした。
 『砂の女』『箱男』が安部公房作品として有名ですが実は初期作品はSFが多く、星新一と並び日本SF黎明期のSF作家として有名だったのです。
文豪の小説というと難しいイメージがありますが、初期作品などは非常に分かりやすく、またイメージとは違った作風にも触れることが出来ます。
選書を愉しむ方法としていかがでしょうか。

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2012.11.2

先週の編集後記でちらりとお話をした本は「アート・ヒステリー なんでもかんでもアートな国・ニッポン」大野左紀子著(河出書房新社)でした。
 この本の白眉は美術教育についての考察。戦後続いた「自由」で「個性」を伸ばし「創造性」溢れる自己表現方法を育むの場としての学校の美術教育が、実は当時の大人たちの願望が教育に投影されていることや、現代にいたるも美術教育については混乱を来たしていたりと興味深いです。著者が言うには現在はオンリーワンが社会通念として認知され、「個性」は「生来子どもたちが持っているもの」という考えが半ば信仰というレベルまで存在し、自由や個性の意味が「理解されないまま崇められる」状況になっている。本来、子どもの「個性」は学校で社会という仕組みと学び、他者との距離や社交性、同調性を理解した上で生まれるものであり、「自由」とは、なんでも好き勝手にやって良いことではなく、規律、基準などを学校で学んだ上で自由とはなにかを学ぶものである。大雑把ですがこんなことが書いてあり、美術教育へ情緒的なイメージを持っていた私には非常に納得が行く考えでした。
 著者の大野左紀子氏の前作「アーティスト症候群」ではなぜかアートだけは変な受容のされかたをしている現在の状況をナンシー関を思わせる軽やかな筆致で楽しく読ませてくれた名著ですが、この2冊を読めば現在の美術・アートを取り巻く環境、そして取り巻かれたアート業界をも分かった気になれる傑作です。久々に読み応え充分の名著に出会えました。

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2012.10.26

最近、アートについての本を読んでいます。といっても解説書ではなく、「アート」という得体の知れないものの正体とはなんなのか。といった類の本です。特に現代アートについては、各地で行われるトリエンナーレやビエンナーレ、各種現代アート展にも僕自身足を運んでますが、作品の分かりにくさ、とくに現代アート(インスタレーションめ!)のヒネクレ度も相まって、私自身作品を見ても意味が分からないけど、まわりの人たちはうなずいてたりするので私も理解しているようにウンウンと頷いたり(実はまったく分かってない)。そんな美術館や展示会場に充満する、アートというだけで全肯定されるような、否定できない同調的な空気に少々居心地の悪さを感じていたりしたので、そんな「アートってなんなの?」という本に出会え読み耽っております。
さて、その本の題名は・・・来週のメルマガにてご紹介いたします。

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2012.10.18

先週はお休みを頂き、バイクで東北をぐるっと回ってきました。
宮古から仙台までの沿岸部も走ってきました。関東にいると、「復興」という言葉が頭を素通りしていき、テレビでも津波の被害にあった場所は落ち着いてきているように感じますが、まだまだ、復興ではなく復旧中でした。
出発前に見聞きした「がんばろう東北」という言葉が、帰ってきたときには、非常に重い言葉に感じるようになりました。

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2012.9.28

最近、星空の写真を撮る趣味を始めまして、先日福島と新潟の間の山奥に撮影に行ってきました。今までデジカメはコンパクトのものしか持っていませんでしたが、その場で撮影、失敗、反省、再撮影を繰り返し、80枚ほど撮りました。そのうち使えそうなのは5枚程度ですが(笑)デジカメの威力をまじまじと体験してきました。
昔、フィルムの一眼レフも持っていたのですが、旅行で使ったきりオブジェと化していました。カメラで「何を」やるのか曖昧のままだったので、アレもできるコレもできる、あんなこともやりたいなど多すぎて、結局面倒でオブジェに。しかし、今回「星空を撮影する」というこの1点の目的のためにカメラを選んだので必要なものがハッキリとしてカメラの取捨選択が簡単にできました。
目的がハッキリとしたとき、道具は最高のオモチャになるものなのだなぁと、深夜2時に気温7℃の山奥で鼻水をすすりながら思いました。

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2012.9.21

出版社は各社秋の企画が目白押しですが、ここ最近、図鑑の良さといいますか、重要性を改めて感じます。私の子どものころは「子どもカラー図鑑」を祖父母に全巻プレゼントしてもらい、毎日何かしらの巻を読んでいた記憶があります。恐竜や昆虫、科学などは落書き付きで最近まで残ってました(笑)、現在、様々な分野で学術的、科学的に研究が進み、自分が子ども頃に見ていた情報が古くなっていることもあり、大人でも新発見満載の唸る内容となっていますが、ご家庭などは子どもがすぐ読め、知りたいことを自分で調べられる図鑑というのが身近にあることは、子どもにとって「知る」ことが楽しい毎日になるのだなと思いました。インターネットが普及した今、図鑑なんてネットで調べれば知りたいことをすぐ調べられるので必要なくなると思っていましたが、知らないことを知ることはネットでは出来ないのですね。そんな未知なる情報に出会える図鑑は本当にいいものだなと最近強く思います。
鈴木

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2012.9.14

ども、オリンピック以降、ほとんどテレビを見てない管理人です。
もっぱら予約録画していた映画がハードディスクに溜まっていく一方です。
そんな溜まりに溜まった録画の山から何気に見た「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」というドキュメンタリー映画が傑作でした。
 なんでも映像として記録し続けないと気がすまない男、ティエリー・グエッタ。この自称映像作家がゲリラ的なストリートアートを取材するうちに、覆面作家バンクシーの存在を知り、彼に密着、やがてティエリー本人がアートの世界に入り込み、「アートの存在、価値とはなんなのか」を、創り出す側、鑑賞する側へと強烈に投げかけてくるという、展開が全く読めないジェットコースタードキュメンタリーでした。
 本作はティエリー本人の作品と思わせておいて、実は覆面芸術家バンクシーが監督で、このティエリーには映像センスが全く無いこと知ったバンクシーが、ティエリーをアートの世界にチャレンジさせて一人のアーティストが生まれるまでをバンクシー本人がドキュメンタリー映画としてまとめた、ヒネリの効いた作品ですが、まったく芸術活動をしてこなかったティエリーが大宣伝ひとつであっという間にアーティストとなり、ウォーホールのパクリ作品や意味不明なオブジェに高額の値が付いてしまうという、ポップアートに対する評価の如何わしさに唖然とさせられます。特にグラフティアートや現代美術、インスタレーションの流行に疑問をお持ちの方は一見の価値ありの映画です。
本作は2010年アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート作品。

 監督のバンクシーは性別以外、全て不明の覆面アーティストですが、彼の作品は単なる落書きとしか見られてなかったストリートアートを、永久保存されるまでに、芸術として高めた天才です(バンクシーで検索をかければ彼の作品が見られます)。反権力、反グローバリズム、反資本主義というメッセージとその卓越した表現方法とアイデアは、先のティエリーとは比べ物になりません。彼の作品をただカッコイイと見るか、メッセージ性を強く取るか、アートとしての普遍性を見出せるか、彼の作品の前に立った時、我々が試されている気がしてなりません。

当店にてバンクシーのストリートアートに焦点を当てた作品集
「You Are an Acceptable Level of Threat」(洋書)を当店にて発売中です。
※芸術書コーナーにて展開中

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2012.8.30

どもメルマガ管理人です。

今月の「詩と批評ユリイカ」9月号は岩井俊二特集でした。
80~90年代に自意識過剰な青春時代を送った不幸な私は、深夜のテレビで岩井俊二のドラマ(たしかフジの岩井俊二特集だったような)を見て衝撃を受けたのを覚えています。
 9月に岩井俊二監督の長編映画「ヴァンパイア」が公開されます。少女の視点を持つ男“岩井俊二”がヴァンパイア映画を撮るのです。絶対に萩尾望都の「ポーの一族」は読んでいたに違いありません(笑)
 岩井俊二について徹底的に研究し尽くしたユリイカ今月号は、ファンだけでなく、岩井俊二を知らないという方へも「岩井俊二ガイドブック」としてオススメの1冊です
「詩と批評 ユリイカ」9月号 1,300円 青土社

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2012.8.24

どもメルマガ管理人です。

『評伝 ナンシー関』を読みました。
私はナンシー関が亡くなってからから徐々にテレビを見なくなりました。
亡くなってからその人の存在の大きさを知るとは良く言いますが、テレビで育った私には
、この十年のテレビへの興味の失い方に、改めてナンシー関の存在の大きさを実感しまし
た。
本書の感想をブログにアップしましたので続きはWEBで(笑)。
http://shinshindo.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-75e3.html#more

『評伝 ナンシー関』(1,575円)は朝日新聞出版より発売中

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2012.7.27

どもメルマガ管理人です。

ロンドンオリンピックが始まりましたね。
昨日サッカーを観戦しながら読んでいたのが「東京12チャンネル運動部の情熱」と言う本で、なんとも胸が熱くなりました。メキシコワールドカップ、三菱ダイヤモンドサッカー、小畑千代、佐倉輝美の女子プロレス、佐々木ヨーコの東京ボンバーズで人気を博したローラーゲーム、真のスポーツを追及したキックボクシング・・・。このスポーツコンテンツの放送には白石剛達(たけみち)とう1人の豪腕部長の存在があったからでした。

昭和40年代、テレビは「三強(フジ、日テレ、TBS)一弱(現・テレビ朝日)一番外地」と呼ばれていました。最後の一番外地が、東京12チャンネル、現在のテレビ東京でした。後発のテレビ東京としては、独自性を打ち出すコンテンツをアイデアと行動力で生み出していきました。巨人戦の裏で東京オリオンズの試合を放送したり、東京オリンピックで金を取った女子バレーの影で存在すら忘れられていた男子バレーにスポットを当て、放送するものが無くなったら学生ボウリング連盟に「なんかネタ考えて」と言って学生ボウリング東西対抗戦という大会を番組のために作ったり・・・。
そして日本ではマイナースポーツだったサッカーを「ダイヤモンドサッカー」で毎週放送し、メキシコワールドカップを50週にわたって放送、現在の日本のサッカーファンの礎を作ったのは間違いありません。

 この本の中心となる白石剛達氏自身がレスリング出身で、「ウチがやるのはショースポーツであって、スポーツショーではない」という理念があり、当時、演出と真剣勝負が曖昧だったテレビにおいてスポーツを真剣に捉えた放送を目指していたこの運動部の情熱に胸が熱くなりました。

オリンピック期間中、オススメの1冊です

「東京12チャンネル運動部の情熱」集英社 1,575円

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2012.6.28

ども、メルマガ管理人です。

勉強とはいえあまり他の書店を見に行くのが好きではありません。
それは自分のお店に入ってない本が目に付いて負けた気分になるからです。
また、良さそうな本を見つけたりすると自分のお店にも置きたいので記憶に刻もうとするのですが、店に戻ると忘れてしまいます。
また、気付いたら本の乱れを直しています。そして「店長!」と聞こえるとつい振り返ってしまいます。
で、他のお客さんが店を出るときに「ありがとうございました」と言ってしまいます。
お客さんなのに本を整理してたりする人はだいたい書店の人間です。
そんな人を見かけたらそっと見守ってやってください。
私も自分のお店でよくそんな人を見守っています。

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2012.6.22

ども、メルマガ管理人です。
普段、本の話は仕事柄色々なところでしていますが、お話をするときにその方が本好きの方だったりすると話が止まらず「まさか本の話が出来るなんて!」楽しくて話が止まりません。
今まで溜め込んでいたものを吐き出すように語りだし、危うく終電を逃すようなこともありました。
 やはり盛り上がるのは双方が同じ本を読んでいた場合です。各人の思い、好み、意見、作家の人格までともう言葉が止まりません。そのくらい話が盛り上がります。
1人で読み終わり、ぐっと心に飲み込む読み方もいいですが、たまには読後の感想戦(笑)を目的に、1冊だけに絞って数人で同じ本を読むのも読書の楽しみ方としてオススメします。
 この読書方法では、作品に対して自分と他人の感じ方や捉え方、心に残ったポイントなどの「違い」を知るのがとても面白いです。そして最大のメリットは酷い駄作でも駄作として楽しく糾弾できるので損した気分にならない(笑)。
ただし、気をつけなければならないのは、この駄作糾弾の快感を知ってしまうと、「なんだよこれ、つまらないと思ったのに面白いじゃないか。つまらん」という歪んだ読書傾向に陥ってしまうので注意が必要です。

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2012.6.15

ども、メルマガ管理人です。
サッカー欧州選手権EURO2012が始まりましたね。

私は今のドイツのサッカーが好きです。ドイツのサッカーは実力を写す鏡だからです。

思い起こせば2010ワールドカップ南アフリカ大会。イングランドはルーニー、ジェラード、ランパードなどを擁して予選を全勝でワールドカップに。しかしグループリーグで格下のアメリカに1-1の引き分け。アルジェリアに0-0で引き分け、スロベニアに1-0と低調。なんとかトーナメント進出を決めましたが、試合内容といえばイングランドは走っている選手と歩いている選手がバラバラでイングランドらしくない。案の定トーナメント1回戦で全員が走り、守り、攻めるドイツに1-4の大敗。
もっと酷かったのがアルゼンチン。メッシ以外の選手はボールをメッシに渡すとまったく動かず。それでもグループリーグを全勝しました。明らかに観ていて不快になるほどチームとして酷い戦い方でしたがワールドカップレベルでは対戦国の実力差が開きすぎて誤魔化されます。トーナメント1回戦のメキシコ戦もメッシに預けるだけの変わらないサッカーをしていても勝ってしまったアルゼンチンですがトーナメント2回戦でドイツと当たります。結果は0-4の大敗。

そして今回のEURO、オランダがドイツの前に散りました。
ドイツのサッカーは本物。それは選手が誤魔化しのサッカーをしないということ。だから伝統的に強い。
対戦チームはドイツを前にして誤魔化しは一切通用しません。それまで手を抜いて勝ち、対強豪だけ本来の力を出せばいいなどといったチームはことごとくドイツを前に散っていく。
チームの強さが本物かどうかはドイツと戦えばわかると思っています。

本物を前にしていかに対峙できるか。それは、その場しのぎではなくそれまで努力、苦労を積み重ねてきたものだけに資格があるのです。
さて、今回のEUROでその資格をもったチームはどこなのでしょうか。

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2012.6.08

ども、メルマガ管理人です。

レイ・ブラッドベリ氏逝去
「華氏451度」「火星年代紀」の作家レイ・ブラッドベリが6月5日に亡くなりました。享年91歳。
ブラッド・ベリ最近のニュースは電子化へ断固拒絶だったことで、オファーの際の言葉は
「去年、デジタル書籍化のオファーを3度受けたんだが、ヤフー(Yahoo)にはこう言ってやったよ。『いいかよく聞け、地獄に落ちろ』とね」
と(笑)レイおじいちゃんがモーレツに拒否していたのですが、結局、後に受け入れました。
これで本を焼かれる心配はなくなったわけです。
このときの言葉は後世に残る名言となるでしょう。たぶん。

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2012.6.01

ども、メルマガ管理人です。
先週からランキング二位につけている「英国軍艦勇者列伝」が気になって仕方が無かったので読んでみました。
著者の岡部いさく氏は「世界の駄っ作機」シリーズが人気で、フジテレビの報道番組で軍事評論家として解説でよく出演しています。本文中のイラストも本人が描いているのですが相当な巧さです。

この「英国軍艦勇者列伝」は書名のとおりイギリス軍艦についてウンチク本であり、岡部氏のオタクパワー炸裂といった内容。
私が知っている馴染みの英国軍艦といえば、太平洋戦争緒戦のマレー沖海戦の巡洋艦レパルス、戦艦プリンス・オブ・ウェールズ。弩級の元となったドレッドノートなどもまぁ日本語の形容詞になったくらい有名ですがそんなものです。
本書を読むとさすが大英帝国、世界屈指の海洋国家。コレだけの軍艦があったのかと驚きます。
なるほどイギリスらしいなぁと思うのは艦名で、「エスカペイド」(悪ふざけ号)「インヴィンシブル」(こいつにゃ勝てない号)「イリジスティブル」(もうどうにでもして!号)と岡部氏の意訳ですが笑いを堪えきれません。イギリスらしいちょっとふざけたニュアンスがいいですね。

そして、本好きとして忘れてはならないのは、ロイヤル・ネイビーといえば傑作小説「女王陛下のユリシーズ」を忘れちゃいけません。ユリシーズがダイドー級(軽)巡洋艦ということで戦艦など大きなマッチョが活躍するような話ではなく、巡洋艦(しかも軽)が活躍するところが同じ島国の日本人として涙なくして読めないところです。
日本でいえばキスカ島撤退作戦の阿武隈みたいな・・・おっと話がつきませんので
是非当店に足をお運びの際はミリタリーコーナーにて本書を手にとっていただければ幸いです。

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2012.5.25

ども、メルマガ管理人です。

スチームパンクというものをご存知ですか?スチームパンクとは、高度に発達した蒸気機関やアナログな機械と19世紀の英国ヴィクトリア時代の様式美と合わさった世界観のSFのサブジャンルです。
最近では「ヒューゴの不思議な発明」の自動人形や「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」などもスチームパンク風な映画ですね。ちょっと前の映画ですがティム・バートン監督の「スリーピーホロウ」でのジョニー・デップが扱う科学信仰を象徴する小道具もスチームパンクの様式美であると思います。
 日本では「ジャイアントロボ」(特に「地球が静止する日」)や「鉄人28号」、「帝都物語」の自動人形『學天則』(こちらは蒸気でなく空気圧ですが)などのガジェットもスチームパンク的ではないでしょうか。

 古くはベルヌやウェルズなどクラシカルなSF作品からなるスチームパンクというサブジャンルは、ゼロ年代後半あたりから現在アメリカで勃興したムーブメントとして「ネオ・スチームパンク」へと確立されました。
そして現在、ネオ・スチームパンクの代表作と呼ばれている小説が
「ボーン・シェイカー」(シェリー・プリースト著)です。
19世紀アメリカ、いまだ続く南北戦争、ゴールドラッシュ、歴史改変モノとゾンビをミックスしたアメリカンな設定ですが、ネオ・スチームパンクブームの代表的作品として要チェックの小説です。

また、現在日本でも人気沸騰中のスチームパンク小説が
「アレクシア女史 倫敦で吸血鬼と戦う」〈英国パラソル奇譚〉シリーズ(ゲイル・ギャラカー著)です。
ヴィクトリア朝の歴史情緒とユーモアにみちた、現在のスチームパンク・ブームのきっかけとなった当店でも人気のシリーズです。現在四巻まで発売されている作品ですが、オカルトとガジェット、そして現在失われつつある「格式とマナー」「フェミニンな女性らしさ」などが現在では新鮮で面白い作品です。

当店にて海外作家文庫コーナーにて、一連のスチームパンク作品を展開中です。
懐かしき未来世界、レトロヒューチャーを是非ご堪能ください。

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2012.5.18

ども、メルマガ管理人です。

いよいよ金環日食!

今週に入り、日食観測用のメガネ、と付録になっている雑誌が完売!
残念ながら当店にはまったくメガネがありません・・・。

5/21の天気予報や、テレビでの盛り上がりなどで一気に火がついた感じですが、もしかすると学校が登校時間を遅らせたために、お父さんお母さんたちがあわてて自分たちの分も買いに走ったという・・・(笑)

私の子どもの頃、日食を観測したことが今でも記憶に残ってます。
体験することで太陽と月と地球の位置関係、公転など小学生でも理解できました。
子どもにとってこういった科学的体験イベントは想い出とともに教養となって大人になっても残ります。

メガネは売り切れましたが、天文関係の読み物は多数揃えております。
日食時に子どもからの質問にも答えられるよう、お父さんはメガネだけではなく、関連書籍での予習をオススメいたします。

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2012.5.11

ども、メルマガ管理人です。

5/21の金環日食まであと少し!
皆様、日食グラスはご用意できましたでしょうか?
「日食なんてのはガラスに蝋燭の煤をつけて観りゃいいんだよ、わざわざ買うこたぁねぇよ」
と言っているおじいちゃん、時代は進んでいるのです。
太陽から出ている光線は有害です。
特にカラー下敷きや前述のガラスを煤で黒くしたものでは確かに目に見える光線がカットされて眩しくないので、大丈夫と勘違いされている人もおりますが、目に有害な赤外線や紫外線などを適切にカットできていません。
昔から日食の時期には「日食網膜症」と言われる「視力低下」「失明」などが世界中で発生しています。
さまざまな日食グラスが付録や単体で販売されていますが、使用方法を確認の上、観測をお楽しみください。

その日食グラスでオススメなのは
日本を代表する天体観測機器のメーカー「ビクセン」が製作した「日食グラス(1,460円)」がオススメです。
太陽を長時間観測可能な高品位遮光プレート「ソーラープロテック」を使用し、可視光線だけでなく、赤外線、紫外線も安全に観測できるレベルまで弱めることができます。
雑誌「ニュートン」が付録に選んだのもこの日食グラスです。

金環日食という壮大な天文現象を皆様が体験できることを願っております!
当然管理人も当日店から飛び出します(笑)

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2012.5.3

ども、順調に未読の本が積みあがっていくメルマガ管理人です。
今週は一日早い配信で失礼いたします。
といってもGW中ということもあり、特にネタがありませんので買った本の紹介でも。
・・・未読の上で語るという掟破りの本紹介です(笑)

★『極北』マーセル・セロー著  
極地、僻地、未開地が好きな管理人には即買いです。買ってから気付きましたが著者は「
ワールズ・エンド〈世界の果て〉」のポール・セローの息子なのですね。ジャック・ロン
ドン好きはタイトルだけで買っていまいますね。

★『デニーロ・ゲーム』ラウィ・ハージ著
ベイルートの小説というのも興味を惹きましたが、主人公のあだ名が「デニーロ」とはま
た面白い。
思わず買ってしまいました。

★『暴行』ライアン・デイヴィッド・ヤーン著
デビュー作ハンターの管理人にとって新人デビュー作は必ず買います。
少しだけ読めましたが逆「裏窓」みたいな展開でゾクゾクしてきました。デビュー作狩り
をしていて「チャイルド44」や「犯罪」など傑作に出会えた時の快感はたまらないものが
あります。さて本作はいかほどか・・・。

★『時は老いをいそぐ』アントニオ・タブッキ著
先日亡くなられたアントニオ・タブッキの短篇集です。アントニオ・タブッキは読んだこ
と無かったと思っていましたが、河出世界文学全集短篇コレクション2で「芝居小屋」と
いうのを読んでおりました。
ラストに実は・・・というオチがあるお話なのですが、アフリカの僻地でもヨーロッパの
文明文化を身近に置き、貫き通す人物に悲しさ、儚さが印象に残る物語でした。この短篇
集はどのような読後感になるのか楽しみです。

★『憎鬼』デイヴィッド・ムーディ著
平凡な市民が突如凶暴化し、人々を襲い始めた・・・ってまんま映画「28日後…」ではな
いですか。
なにか胡散臭い気がしないでもありませんが、ゾンビネタには食いついてしまう管理人で
す。
まぁ、似たようなタイトルでゾンビモノでしたら小野不由美の「屍鬼」が面白いですね。
期待はしていません。

★『サイバラバード・デイズ』イアン・マクドナルド著
インドを舞台に巨大ロボットが戦う?インドを舞台にしたSFに思わず買ってしまいました

しかし、マハーバーラタやラーマーヤナなど古代インドの叙事詩で空中戦艦や核兵器らし
きものやらが登場して既にSFを越えた物語が展開しているので違和感無いかもしれません
ね。

と海外作家偏読で申し訳ないですが、このように順調に積んでおります。
積まないように、GWはまとめて読書をオススメいたします。

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2012.4.27

どもメルマガ管理人です。

最近、買った本が読まずに積まれていきます。
それ以前に買った本が読み終わってないにも関わらず、ついつい欲しいと思った本を買ってしまいます。
さすがにまずいと思い、仕事中に、いや、仕事の休憩時間に1冊、帰宅後に1冊、休日に1冊と同時に3冊を読む荒業を試していますが、一行に進みません。
もうこうなれば速読をマスターしなければなりませんので、まずは速読の本を読んでから・・・。
どうやら読書無限地獄に入ってしまったようです。
皆さん、くれぐれもお気をつけください。

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2012.4.20

どもメルマガ管理人です。
ここ最近、イチオシの「90年代アメリカ映画100」のなかで未見の映画を抜き出して鑑賞しているのですが、恋愛要素の濃い映画ばかりが残ってました。90年代は高校生だった管理人ですが、いかに荒んだ青春を送っていたのかわかります。
「シーズ・ソー・ラブリー」「恋人たちの距離」などを観ようかなと思っていますが、ついつい「パルプ・フィクション」や「ファイトクラブ」を見てしまうのですね。もう何十回も観ているのに。

 というわけで明日発売の『FlyFisher(フライフィッシャー)』というフライフィッシングの雑誌にて店長スズキによるBook&Cinemaレビューの連載が無謀にも始まってしまいます。ブックレビューにも関わらず大半が絶版品切れという無責任ぶり(笑)
非常にニッチな雑誌なので立ち読みでも読んでいただければ嬉しいです。

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2012.3.30

どもメルマガ管理人です。
「Coyote」という雑誌が大好きでした。
植村直己、星野道夫、ポール・オースター、ロバート・フランク、ジャック・ロンドン・・・好きな人物がちょいちょい特集され、こ、これは私のために企画しているのでは?と勘違いしたくなるほど特集のセンスといいいますか、全体の雑誌の雰囲気が好きでした。
 人生は、時として旅、冒険に例えられます。自分の人生もどうせ例えるなら格好良い旅や冒険に例えてみたい。そんな生き方とか楽しみ方考え方を教えてくれた雑誌が「Coyote」です。
 惜しまれつつも昨年休刊となってしまいまいました。
しかし、当店ではしぶとくバックナンバーを全店(出版社に在庫ある限り)を常設しております。
なかなか手に入らない本ですが、ご来店の際は是非読んでいただけたらと思います。

文具コーナー隣、アートコーナーに常設中です
「Coyote」全36号 スイッチパブリッシング

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2012.3.23

ども管理人です。

3月16日、吉本隆明が亡くなられた。
戦後の日本思想界の重鎮だった吉本隆明ですが、戦後の政治論争などはあまり良く知らないのです。
私の吉本隆明とは
90年代後半に入り、20代になってようやく格好つけて「共同幻想論」を呼んで眠くなった思い出と、「吉本隆明全漫画論」大友克洋「AKIRA」の評論で、漫画の主人公「金田」を終始「金田くん金田くん」となぜか金田がくん付けで、鉄雄は鉄雄。鉄雄だけ呼び捨てはあんまりだと思った記憶くらいです。
思想についてはホント無知ですみません。
 
 大友克洋といえば、大友克洋が多大な影響を受けたフランスのバンドデシネの巨星、漫画家のメビウス(ジャン・ジロー)も3月10日に亡くなられた。メビウスの絵を見れば、大友克洋が影響を受けているのが一目でわかります。とくに大友の過去作品で童話をモチーフにした「ヘンゼルとグレーテル」という短篇集の全体の絵のスタイルは非常に近い。メビウスの「エデナの世界」を読むとよくわかりますね。

当店にて追悼コーナーあります。

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2012.3.9

どもメルマガ管理人です.

震災より1年となります。

昨年の震災のあと、1週間経った頃から地震、放射能などの関連書が出版され始めました。
次々と入荷する関連書でしたが、
実は、当初は震災コーナーとしてまとめて展開するのに躊躇しました。
不幸を利用しているようで、気が進みませんでした。

地震のあとの原発、放射能という漠然とした不安、恐怖のなかで、ある雑誌に書いてあった一文。

「恐れるには、なにが怖いのかという正しい知識を得て、正しく怖がること」

最新の時事知識というものを提供できる場所としての書店の役割。
子どもからお年寄りまで、誰でも来られて、誰でも簡単に情報を手に取ることができる。
そんな場所が書店なんだと感じました。
昨年の震災後、各地の書店が同じように思ったと思います。
 一年が経とうとしている今、東日本大震災の関連本を集めたコーナーを展開しています。

じっくりと過去を振り返り、まっすぐ前を向いて今日も営業中です。

店長 鈴木

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2012.3.02

どもメルマガ管理人です.
さて、昨年から企画していていたスペシャルイベントも無事終わり、新学期モードに頭を切替なければいけないのですが、まだ釣りの方にスイッチ入ったままの管理人です。

とはいえ、卒業お祝いで万年筆などをラッピングしていると春が来たな、と実感。
筆記具をギフトととして贈るのは圧倒的に春が多く、やはり進学、進級、就職をされる人へ向けてです。
 白紙に言葉を書きはじめるように、新たな環境に対して新しい一歩を踏み出して欲しいという願いがあるのではないでしょうか。そして本を贈るということに、手助けとなる知識を授けるという意味もあるのだと思います。

当店では万年筆、ギフト向け高級筆記具を取り揃えております。
贈り物に万年筆、高級筆記具をお探しの方は、お気軽にスタッフへご相談ください。
贈る相手に合ったギフトをお探しいたします。

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2012.2.24

どもメルマガ管理人です.
さて、いよいよ2/26(日)にフライフィッシングのイベントです!
栃木県は海がありません。釣りといえば川か湖などです。

皆さんは川に目を向けたことはありますでしょうか。
日本の周辺の海、その沿岸部は豊富な栄養分を含んだ海水で豊かな漁場となっています。
その海の豊かな養分は山から川を伝い海へ流れ出ていきます。河口付近は港、漁場が多いのはそのためです。
三陸では牡蠣の養殖で、山が伐採などで荒れると、海への養分が減少し牡蠣の養殖にも影響が出たそうです。
川というのは人で言うところの血管のようにとても大切なものです。しかし、その川を定点で観測している人間はあまり多くはおりません。釣り人くらいなものでしょう。

そんな栃木県の川を見続けてきた方の講演会が2/26(12:00~)進駸堂中久喜店でおこなわれます。
県内ではとちぎテレビフィッシングキャスター、下野新聞釣り欄担当「関谷忠一」氏、70年代から日光湯川を見守り続けてきた「湯川を愛する釣り人の会」代表「梅沢盛雄」氏、両氏による県内の自然、環境、昔と現在の変化などをお話してもらいます。
また、フライフィッシング専用革用品を製作している石井智史氏に、自然と遊ぶフライフィッシングの楽しみ方などをレクチャーしてもらいます。タイイングと呼ばれる毛鉤を作る教室も開催。
釣り未経験者でも大丈夫。栃木県の自然、環境を見つめなおす内容となっております。
この機会に是非ご参加ください。

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2012.2.16

どもメルマガ管理人です.
先日は話題の映画「ドラゴンタトゥーの女」を観て来ました。

先に感想を言ってしまいますが、素晴らしいラブロマンス映画!。
ハリウッド版はスウェーデン映画版より、そして原作からもシェイプアップしてスマートなストーリーになった印象ですが、その分キャラクターへの描き方(特にリスベット!)が丁寧。
 映画では男性から女性への暴行などショッキングなシーンがじっくりと描かれておりました。これは原作の意図をきちんと理解している監督だからこそだと思います。
原作「ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女」の原題は「女を憎む男たち」。
これは原作者スティーグ・ラーソンが、女性への偏見、暴力、差別に対する憤りを描いた小説です。
映画でもその暴力の部分をきっちり描いていたからこそ、観客は主人公のリスベットへ感情移入し、犯人、そしてその女性蔑視への憎しみ、憤りを共感できるのです。
子どもには刺激が強い原作そして映画ですが、超ベストセラー小説を世界トップの監督が撮ったこの映画は観ないと損します。
 そして原作は当店にて好評発売中と・・。
「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」上・下 各840円 ハヤカワ文庫

他スウェーデン出身の作家では
カミラ・レックバリ「エリカ&パトリック事件簿シリーズ」や「モールス」(映画「ぼくのエリ200歳の彼女」「モールス」原作)のヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト、「背後の足音」などクルト・ヴァランダー警部シリーズのヘニング・マンケルなど近年続々と翻訳されるスウェディッシュノベル(と言うのか知らないけど)に注目です!

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2012.2.9

どもメルマガ管理人です

最近ハイボールが人気ですね。
実は現在、当店趣味誌売り場に置いてあります「ザ・ウイスキーブック」が異例の大ヒット中です。
なんと販売数が全国5位です(笑)
小山市民は大人嗜みの酒を判ってますね。

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2012.2.3

どもメルマガ管理人です

先日、大友克洋の画集「KABA2」が発売になりました。
大友克洋といえば、その後の日本の漫画を変えてしまった『AKIRA』という漫画史に残る重要作品を生み出し、それ以前には『童夢』で日本SF大賞を受賞。
漫画ではは数少ない「日本人」を描ける漫画家でもあります。
 この大友克洋の漫画界における登場時のインパクトは凄まじいものがありました。詳しく語ると漫画作画論になってしまい数回にメルマガを分けねばなりませんので割愛しますが、一点だけ挙げれば、それは「絵」です。
漫画で「絵」が重要なのは当たり前と思われるかもしれませんが、大友克洋登場以前に、絵に「汚れ」「皺」「影」を入念に描いた漫画はほとんど国内にいません。そしてその「絵」というものは1枚絵ではそれなりに上手く描けるものですが、漫画という、コマ割で動きを表現する際の絵のクオリティはずば抜けています。
また、実は最近のコミックではあまり重要視されなくなりましたが、「奥行き」いわゆるパースの多様と、映画的アングル(特に引きの「絵」とクローズアップの「絵」)を漫画に導入したことも画期的でした。人物の位置関係、背景となる建物全てを綿密に考えてコマを割っているのは驚嘆します。そのご作画、漫画技法の底上げがなされたのも大友克洋の登場あってのものだと思います。
また、その大友克洋を生み出したのはヨーロッパにおけるバンドデシネのメビウスなどになるのですが、それはまた別のお話・・・

大友克洋作品集
「KaBa OTOMO KATSUHIRO ARTWORK2」
1990-2011 Illustration Collection
講談社 6,825円

4/9~5/30
大友克洋GENGA展
東京 アーツ千代田
http://otomo-gengaten.jp/

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2012.1.20

「もらっといてやる」
いいですねぇ笑いました。

ども管理人です。

芥川・直木賞の受賞会見、「共食い」で芥川賞を受賞した田中慎弥さんの会見は、礼儀を失したような、報道、テレビでの映像でしたが、アレは「ネタ」ワザとですね。
会見で周りから笑い声が聞こえるのが、あの場の雰囲気を表していると思います。

あの「もらっといてやる」発言は、たぶん担当編集や知り合いなど仲間内で事前に冗談などで言い合ってたのではないでしょうか。
笑いを堪えているように見えるのも、そう思ってしまいますね。

と、いうわけで以下のとおり
1/17 第146回 芥川賞・直木賞 受賞作が決定しました

【芥川龍之介賞受賞】「文藝春秋」3月号に全文掲載 2/20発売
円城 塔
『道化師の蝶』(群像7月号)
田中慎弥
『共食い』(すばる10月号)

【直木三十五賞受賞】「オール読物」3月号に抄録掲載 2/22発売
葉室麟
『蜩ノ記』(祥伝社) 当店在庫あります。

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2012.1.12

ども、進駸堂メルマガ管理人です

さて、実は来月に進駸堂フィッシングイベントという企画が進行中でございます。

フライフィッシングを軸に県内の自然や環境について考えよう。という趣旨ですが、なぜ栃木県でフライフィッシングなのか?というところを説明いたします。

時は明治32年(1899年)に遡ります。当時、諸外国の外交官がこぞって日光を訪れました。
理由は「鱒釣り」。西欧ではフライフィッシングは紳士の嗜みとされていて日光の自然と相まって人気でした。
しかし、「鱒」は日光の中禅寺湖には本来生息していませんでした。そこで鱒を輸入し放流したのが
英国人公使付参事官ハロルド・パーレット氏です。氏によって日光の中禅寺湖、戦場ヶ原を流れる湯川にブルックトラウトと言われる鱒が放流されました。
後にその鱒を氏の名前を取って「パーレット鱒」と呼ばれるようになります。
また、坂本龍馬と関わりの深い英国の貿易商トーマス・グラバーは、故郷スコットランドの自然にこの湯川がそっくりな事から心動かされ、この放流事業に私財を提供しています。

現在、日本で主流のフライフィッシングは発祥の英国からアメリカを経て渡ってきたものですが
栃木県の日光では100年も前に英国直系のフライフィッシングが始まっていたのです。

釣りの視点から栃木の自然を見て、歴史を学ぶこと。
そんなことをイベントとフェアで少しでも知ってもらえたらと考えた企画です。

2/26には関連イベントを開催いたします。
県内で自然塾を開き、下野新聞でも連載されている関谷忠一氏のトーク、フライフィッシングの毛鉤を作るタイイング体験会など。
参加費無料(タイイング教室のみ材料費が必要になります)
ご来店、ご参加をお待ちしております。

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2012.1.6

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

本年は皆様にとって幸多き年でありますように。
そして当店に足を運んでくれますように・・・

さて、毎度NHKをディスっても仕方がありませんので(笑)
今回は年末に読んだ本の読書感想文でも。

『80年代アメリカ映画100』

私見「80年代」の映画とは

「映画に目覚めた」のはいつだったか?
と問われれば1983年の「スターウォーズ ジェダイの復讐」(現在のタイトルは「ジェダイの帰還」)と即答する。
心も体も映画に入り込んだ体験は衝撃的だった。当時小学3年生。
85年になり高学年として子どもだけで電車に乗ることを許され、上映中に焼きそば販売のアナウンスが流れることで有名な古河市の光映会館で「ネバーエンディング・ストーリー」「ゴースト・バスターズ」「ランボー怒りの脱出」「グレムリン」など観て、完全に映画に溺れる。
80年代、映画はSF、ホラー、アクションのビジュアル重視のエンタテイメントの時代であった。
 特に85年から始まった「東京国際ファンタスティック映画祭」は地方でもTVで特番(深夜だが)を組まれるほどの狂ってた時代で、アヴォリアッツがどこにあるのかは知らないが、「ヒドゥン」をグランプリにした格式高い映画祭は知っていた。
そしてレンタルビデオブームがあり当時1泊700円(!)で借りた映画を正座で観る少年期を過ごす。
と、80年代の映画について語るに、その観た映画に当時の思い出が付随してくるのだ。これが90年代の映画になると、少々自我が芽生えたカッコつけた勘違いした10代後半になって偉そうに作品や作家についてメッセージだテーマだ、やれメタファーだと語ったりするウザいヤツになるので、映画の記憶はあるが鑑賞前後はあまり浮かばない。

80年代とは映画が娯楽であった最後なのかも知れない。

それは映画が身近になった現在では気付かないが、当時は映画を特別視し鑑賞することへの気構えが必要(だと思っていた)だった。それは宇都宮に映画を見に行くのに始発で出かけ、チケット売り場に6時過ぎから並び(9時オープンなのに!)友達とこれから見る映画についてだらだらとしゃべりながら至福の二時間まで待ち続ける。
大切な至福の約二時間のために一日全てをかける娯楽。
あの時、映画に対し、真剣に向き合い、理解しようとし、何事にも寛容であり、つまらない映画はすぐ忘れてあげられたし、映写される全てを受け止める気持ちでスクリーンを見つめていた。
現在はレンタル、ネット配信などで映画をみるチャンネルは多い。しかし、今自分はあの頃のように映画に対して真剣に向き合っているのだろうか。ネットをやりながら映画を「ながら見」してたりスクリーンや画面と正面で向かわずに、映画を受け流していないだろうか。

そんな「映画を見る」という楽しさを自らの体験と共に思い返すきっかけを与えてくれたのがこの本であり、
80年が思ったほどSF、ホラー、アクションの時代ではなかったことに気付かされた本でもある。

この本を片手に、映画仲間と一日じっくり映画談義をしたくなった。

管理人

ということで、「80年代アメリカ映画100」は好評発売中。
あわせて「ゼロ年代アメリカ映画100」も発売中です。

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2011.12.30

ども、進駸堂メルマガ管理人です。
年の瀬、忙しくて本なんて読んでる場合じゃないとは思いますが、本屋のお仕事なので許してください。

ドラマ「坂の上の雲」とうとう終わってしまいましたね。
3年掛けてあの最終回は・・・、あ、阿部寛のフケメイク見れただけでも良しとしましょうよ。
さ、さぁ、年始のドラマ「開拓者たち」に気持ち切り替えましょう。
満島ひかり主演ということでかなり注目しております。現在女優としての実力はトップクラスだと思っております。
特に映画「川の底からこんにちは」は大好きな映画でして、どん底の状況になったヒロイン満島ひかりの力強い演技に心惹かれます。やるしかない!がんばるしかない!そんな気持ちになる映画でオススメです。

ということで本年のメルマガはこれにて終了です。
進駸堂メルマガにお付き合いいただきありがとうございました。来年は1/6配信です。
来年も進駸堂を何卒よろしくお願いいたします。
では皆様、良いお年を!

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2011.12.16

ども、映画『二百三高地』の血まみれのあおい輝彦がトラウマの管理人です。
残すところ後2回となったドラマ「坂の上の雲」。いよいよ奉天会戦と日本海海戦!
スタート時三年は長い!と思っていましたがあっという間でした。

「旅順総攻撃」先日の「二○三高地」では児玉源太郎が乃木に代わり指揮をとり、4日で二百三高地を落とすというのは、
世のサラリーマンのお父さんたちが夢見るようなカッコ良さ!。
特に司馬遼太郎はドラマ以上に乃木の愚将と児玉の名将のコントラストを強く描いています。
この漢(オトコ)のドラマに鳥肌が立った人はドラマ完結のあとには原作の小説もいかがでしょうか。

あ、ちなみに私はNHKの回し者ではありません(笑)

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