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2016年5月26日 (木)

2016.1.8

個人的に昨年読んだ本のベスト10を挙げます

1位『紙の動物園』
ケン・リュウ/著 早川書房
※中華系SFは死生感が欧米と違い日本人としてすんなり響きました。

2位『反知性主義 アメリカが生んだ「熱病」の正体』
森本あんり/著 新潮社
※日本で独り歩きしている「反知性主義」という言葉が本来の意味とは違う事を知って目から鱗。

3位『モンサント 世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業』
マリー=モニク・ロバン/著 作品社
※自然の恵みが企業に独占されることの恐怖。読んでいて怖くなるばかりの背筋が凍るルポ。

4位『神の水』
パオロ・バチガルピ/著 ハヤカワ文庫SF
※現代の問題を、未来世界に拡大投影して問題提起するSFの王道手法。安定の面白さ。

5位『ヤング・アダルト・U.S.A. ポップカルチャーが描く「アメリカの思春期」』
長谷川町蔵/著 山崎まどか/著 DU BOOKS
※アメリカの映画、ドラマのティーンズを深く知ることで、アメリカ映画をもっと楽しむことができる一冊。

6位『明日と明日』
トマス・スウェターリッチ/著 早川書房
※在りし日のデジタルな記憶は、震災のあった今ではとても現実感のある世界。

7位『ツンドラ・サバイバル』
服部文祥/著 みすず書房
※服部文祥ほど面白い登山家はいない。サバイバル登山シリーズ最高傑作。

8位『完璧な夏の日』
ラヴィ・ティドハー/著 創元SF文庫
※いわゆるヒーローモノなのに、ハードボイルド。歴史の影に超人ありという設定もツボ。

9位『パラノイア合衆国 陰謀論で読み解く《アメリカ史》』
ジェシー・ウォーカー/著 河出書房新社
※陰謀論、被害妄想、脅迫観念。アメリカという国家の隙間に蔓延るパラノイアの歴史を解説。

10位『コカインゼロゼロゼロ 世界を支配する凶悪な欲望』
ロベルト・サヴィアーノ/著 河出書房新社
※メキシコの麻薬戦争以降、世界に拡大を続ける麻薬問題をルポ。

今年も面白い本に出会えますように。

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