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2016年5月26日 (木)

2015.5.8

ケン・リュウの短篇集『紙の動物園』(早川書房)はとてもとても素晴らしいSF小説でした。
表題作から涙なしでは読めない話で一気に気持ちを持って行かれ、不死や進化、科学と民俗学など、
欧米SFとは違う雰囲気を纏った話が多いのも新鮮。
 著者のケン・リュウは中国生まれ。
出自から輪廻や不死などアジア的死生観が散りばめられているのも納得です。
 SFはイマジネーションが創作の重要な糧となりますが、その土台にあるのは著者固有のルーツ。
それが文章から滲み出てくるのを感じられるのがとても刺激的でした。
今、世界でもっとも注目されているSF作家ケン・リュウに注目です。

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