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2016年5月25日 (水)

2014.3.15

今、ヨアン・グリロ『メキシコ麻薬戦争』(現代企画室)という本を読んでおります。
メキシコの麻薬問題を歴史から丹念に積み重ねていくノンフィクションですが、
当然隣国アメリカとの関係は深いものがあります。
けど意外と思ったのは犯罪についてです。
国境を挟んでメキシコのシウダーフアレスでは殺人が年間3000件。
川向こう、ほとんど隣町である米国のエルパソでは殺人は年間5件!
メキシコで麻薬がらみの暴力が急拡大した2004年から2009年の間にアリゾナ州全体での犯罪件数は35%も減少。
映画とか小説とか、メキシコ国境沿いは危険地帯なイメージですが実はそれほどの暴力の街ではない。
なぜか。
ギャングたちの自国内の縄張り争いは苛烈を極めるが、アメリカ国内の縄張りは主張しないのです。
潜入捜査官が言います。
“(アメリカは)誰のものでもなく、(ギャング)みんなの領土なのだ”
つまり争うほど小さいマーケットではないということです。
美味しい市場はみんなで大事にしようってことですね(笑)

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