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2016年5月25日 (水)

2012.1.6

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

本年は皆様にとって幸多き年でありますように。
そして当店に足を運んでくれますように・・・

さて、毎度NHKをディスっても仕方がありませんので(笑)
今回は年末に読んだ本の読書感想文でも。

『80年代アメリカ映画100』

私見「80年代」の映画とは

「映画に目覚めた」のはいつだったか?
と問われれば1983年の「スターウォーズ ジェダイの復讐」(現在のタイトルは「ジェダイの帰還」)と即答する。
心も体も映画に入り込んだ体験は衝撃的だった。当時小学3年生。
85年になり高学年として子どもだけで電車に乗ることを許され、上映中に焼きそば販売のアナウンスが流れることで有名な古河市の光映会館で「ネバーエンディング・ストーリー」「ゴースト・バスターズ」「ランボー怒りの脱出」「グレムリン」など観て、完全に映画に溺れる。
80年代、映画はSF、ホラー、アクションのビジュアル重視のエンタテイメントの時代であった。
 特に85年から始まった「東京国際ファンタスティック映画祭」は地方でもTVで特番(深夜だが)を組まれるほどの狂ってた時代で、アヴォリアッツがどこにあるのかは知らないが、「ヒドゥン」をグランプリにした格式高い映画祭は知っていた。
そしてレンタルビデオブームがあり当時1泊700円(!)で借りた映画を正座で観る少年期を過ごす。
と、80年代の映画について語るに、その観た映画に当時の思い出が付随してくるのだ。これが90年代の映画になると、少々自我が芽生えたカッコつけた勘違いした10代後半になって偉そうに作品や作家についてメッセージだテーマだ、やれメタファーだと語ったりするウザいヤツになるので、映画の記憶はあるが鑑賞前後はあまり浮かばない。

80年代とは映画が娯楽であった最後なのかも知れない。

それは映画が身近になった現在では気付かないが、当時は映画を特別視し鑑賞することへの気構えが必要(だと思っていた)だった。それは宇都宮に映画を見に行くのに始発で出かけ、チケット売り場に6時過ぎから並び(9時オープンなのに!)友達とこれから見る映画についてだらだらとしゃべりながら至福の二時間まで待ち続ける。
大切な至福の約二時間のために一日全てをかける娯楽。
あの時、映画に対し、真剣に向き合い、理解しようとし、何事にも寛容であり、つまらない映画はすぐ忘れてあげられたし、映写される全てを受け止める気持ちでスクリーンを見つめていた。
現在はレンタル、ネット配信などで映画をみるチャンネルは多い。しかし、今自分はあの頃のように映画に対して真剣に向き合っているのだろうか。ネットをやりながら映画を「ながら見」してたりスクリーンや画面と正面で向かわずに、映画を受け流していないだろうか。

そんな「映画を見る」という楽しさを自らの体験と共に思い返すきっかけを与えてくれたのがこの本であり、
80年が思ったほどSF、ホラー、アクションの時代ではなかったことに気付かされた本でもある。

この本を片手に、映画仲間と一日じっくり映画談義をしたくなった。

管理人

ということで、「80年代アメリカ映画100」は好評発売中。
あわせて「ゼロ年代アメリカ映画100」も発売中です。

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