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2012年4月

2012年4月10日 (火)

【感想】「アランの戦争 アラン・イングラム・コープの回想録」 BDコレクション国書刊行会

Alan アラン・イングラム・コープが振り返る人生の記憶をエマニュエル・ギベールが描き出したバンドデシネ。

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2012年4月 9日 (月)

【感想】 「仁義なき日本沈没 東宝vs.東映の戦後サバイバル」新潮新書

Jingi

「仁義なき日本沈没 東宝vs.東映の戦後サバイバル」新潮新書

普通に映画を見ている人にとって、配給会社がどこなのかなんて気にしないだろう。
しかし戦後の東宝と東映の作る映画には明確な違いがあった。東宝は大作主義と都市部ホワイトカラー向け映画、東映は大衆娯楽主義と地方のブルーカラー向け映画。双方の映画制作の方向性は戦後から60年代前半まではマーケットが明確になっていた。
 

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【感想】『Coyote No.35 特集:ロバート・フランク はじまりのアメリカ』 スイッチ・パブリッシング

Coyote35

「Coyote No.35」 スイッチ・パブリッシング
※品切れ

特集はロバート・フランク。
名著「The Americans」の写真家。

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【感想】  「逃亡のガルヴェストン」 ハヤカワポケットミステリー

Galveston

「逃亡のガルヴェストン」 ニック・ピゾラット ハヤカワポケットミステリー

1980年代のニューオリンズ。
ギャングの一員として荒仕事をこなすロイは肺癌と宣告される。そしてボスに嵌められ命辛々一人の若い娼婦ロッキーと逃走する。

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【感想】 「アリエテ2057」 双葉社

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「アリエテ2057」上・下巻 双葉社

こんなハードなミリタリーSFを今時やれるというのにただただ驚き。人類存亡を賭けた戦いと絶望感、徐々に明らかになる敵の正体という謎めいたストーリー、そして主人公エルナンデスの成長という人物の掘り下げもしっかりと描く。

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【感想】「ねじまき少女」 ハヤカワSF文庫

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「ねじまき少女」 パオロ・バチガルピ ハヤカワSF

温暖化、海面上昇、伝染病、食料不足、遺伝子操作による生物多様性の崩壊。そんな世界のなか、巨大な防潮堤を築き、検疫を徹底し、かろうじて秩序ある国家を保っているタイ、バンコクが舞台のSF。

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【感想】「都市と都市」 ハヤカワSF 文庫

Cityandcity

「都市と都市」 チャイナ・ミエヴィル ハヤカワSF 文庫

ヒューゴー賞
世界幻想文学大賞
ローカス賞
アーサー・C・クラーク賞
英国SF協会賞
受賞という凄まじい小説。
しかもクラーク賞は史上初の三回目。

東欧あたりの都市国家ベジェルで女性の死体が発見されボルル警部補が事件を追うが・・・

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【感想】「いま、地方で生きるということ」 ミシマ社

Imachihou

「いま、地方で生きるということ」
西村佳哲/著 ミシマ社

ラーメンズの「採集」というコント。東京から帰省してきた主人公の小林に、地元の友人片桐が「東京楽しいか?」と聞く、小林が「楽しいよ」と答えると片桐は「そうじゃなくて、東京で忘れていた人の温かみを田舎で思い出したとか言えよ。じゃないと負けた気がする」と憤慨するネタがあったのを思い出した。(このコントでは小林のライムが最高)

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【感想】「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」 新潮社

Oscarwao

「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」
ジュノ・ディアス(新潮クレストブックス

「マクロス」やら「AKIRA」とか「指輪物語」「ウォッチメン」そしてテーブルトーク。ドミニカ人オタクのオスカーという非モテオタクの単なる恋愛物語だと思ったら大間違い。1930年から1961年までドミニカ共和国を支配した独裁者トルヒーヨ(トルヒーヨの発音を間違っただけで刑務所行き!)の圧政とアメリカに移住してもなお祖国の禍根に苛まれる親子三代の悲劇。

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【感想】 「パンチョ・ビリャの罠」 集英社文庫

Headgames

「パンチョ・ビリャの罠」 グレイグ・マクドナルド

あらすじと帯の推薦文を読んだ限り、パンチョ・ビリャの首をめぐる犯罪小説ということでサム・ペキンパーの映画「ガルシアの首」を思い出した。
のっけからメキシコの酒場での駄話から銃撃戦。タランティーノテイストのノリでグイグイ読ませる。

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【感想】「ザ・コールデスト・ウィンター 朝鮮戦争」 文藝春秋

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「ザ・コールデスト・ウィンター 朝鮮戦争」D・ハルバースタム

ハルバースタムの遺作となった本書はアメリカでも「忘れられた戦争」呼ばれる朝鮮戦争の全貌を記した貴重な本。
大戦後のアメリカ軍の弱体化ぶりに驚く。練度もさることながら装備の面でも北朝鮮軍のT34を破壊できる対戦車バズーカがなかったなど、一気に釜山まで押し込まれる描写は息を飲む。

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【感想】 「夜を希う」 東京創元推理文庫

Envythenight

「夜を希う」
マイケル・コリータ  東京創元推理文庫

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【感想】 「謝罪代行社」  早川書房

Sorry

「謝罪代行社」 ゾラン・ドヴェンカー  早川書房

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2012年4月 6日 (金)

【感想】「90年代アメリカ映画100」発売と「80年代・ゼロ年代アメリカ映画100」について

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なぜこの本に惹かれたのか。
それは本書三冊が網羅した30年におけるアメリカ映画史が、そのまま自分の映画鑑賞史そのものだった。

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